| 課題名 | b.寒冷・冷涼気候を利用した夏秋どりいちご生産技術と暖地・温暖地のいちご周年生産技術の確立 |
|---|---|
| 課題番号 | 2008010591 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,東北研,夏秋どりイチゴ研究チーム (独)農業・食品産業技術総合研究機構,九州研,イチゴ周年生産研究チーム |
| 協力分担関係 |
青森農林総合研究センター 岩手県農業研究センター 宮城県農業・園芸総合研究所 秋田県農林水産技術センター農業試験場 山形県最上総合支庁 福島県農業総合センター 長崎県総合農林試験場 大分県農林水産研究センター野菜・茶業研究所 香川大学 長崎県総合農林試験場 |
| 研究期間 | 2006-2010 |
| 年度 | 2008 |
| 摘要 | 寒冷・冷涼気候を利用した夏秋どりいちごの高収益生産の実現に向けて、1)寒冷・冷涼地向けの優良系統として、四季成り性で商品化収量が多く、うどんこ病抵抗性を有する2系統を選抜した。2)品種間における四季成り性の強弱の違いは、第1花房の開花日又は着生節位を指標として評価できることを明らかにした。また、葉緑体DNAの変異から、現在のいちごの栽培品種は、2つの野生種に由来する系譜に分けられることを明らかにした。3)一季成り性品種について、定植後に短日処理を行い、クラウンを局所加温することにより、寒冷地における冬春季の連続収穫を可能とした。四季成り性品種「なつあかり」について、長日処理又は低温遭遇を制限する処理によって花成が促進され連続開花することを明らかにするとともに、長日処理によって当年苗の秋どり栽培を可能とした。4)冷蔵苗の育苗には腋芽数が多くかつ冷蔵時にかさばらない400ml前後の容器が適することを明らかにした。5)果物の種類別の購入状況調査から、生食用四季成りいちごは、果物に対する嗜好が強く購買力のある首都圏の世帯への販売が有利であることを明らかにした。 暖地・温暖地における施設いちごの周年・高品質生産の実現に向けて、1)暖地・温暖地向けの「久留米60号」は、特性検定試験・系統適応性検定試験において、糖度が高く食味も良好で、ビタミンC含量が高いと評価された。2)極大果で食味の良い「久留米59号」を育成し、「おおきみ」の名称で品種登録出願した。長崎県および大分県との共同研究により、早生で食味の良い「高良6号」を育成し、「こいのか」の名称で品種登録出願した。3)夏季高温期の連続開花性と果実品質に優れる四季成り性の系統「01e05-05」を選抜した。いちごの四季成り性と高い相関のあるRAPDマーカーを選抜した。4)少量培地耕では、密植とかん水同時施肥により、年内収量が約6割増加した。5)いちごの主要害虫を対象としたIPMや拮抗微生物利用を核としたうどんこ病防除に関する最新技術集を作成し、インターネット上で公表した。 |
| カテゴリ | 育苗 いちご うどんこ病 害虫 栽培技術 施肥 抵抗性 ばら 品種 防除 良食味 |