c.実需者ニーズに対応したパン・中華めん用等小麦品種の育成と加工・利用技術の開発

課題名 c.実需者ニーズに対応したパン・中華めん用等小麦品種の育成と加工・利用技術の開発
課題番号 2008010647
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,北農研,パン用小麦研究チーム
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,東北研,パン用小麦研究東北サブチーム
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,近農研,パン用小麦研究近中四サブチーム
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,作物研,パン用小麦研究チーム
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,九州研,パン用小麦研究チーム
協力分担関係 英国Rothamsted Research
ホクレン農業総合研究所
帯広畜産大学
国際農林水産業研究センター
北海道立中央農業試験場
北海道立上川農業試験場
北海道立十勝試験場
北海道立北見農業試験場
青森農林総合研究センター
東北製粉協同組合
研究期間 2006-2010
年度 2008
摘要 1)製パン性に影響する「ミナミノカオリ」型のグリアジンについて、新規のDNAマーカーを開発した。また、フランス等との国際共同研究の一環として、低分子量グルテニンサブユニット(LMW-GS)の遺伝子型の命名法の統一について検討した。2)グルテンの弱い中力粉とのブレンド適性(ブレンドすることにより単品よりも良好なパン、中華麺等が製造可能になる特性)が良好で縞萎縮病抵抗性等の農業特性も優れた超強力小麦「北海261号」を「ゆめちから」として品種登録出願し、北海道の優良品種に認定された。「ゆめちから」のコムギ赤かび病、コムギ縞萎縮病抵抗性遺伝子を同定し、後者は新規の遺伝子であることを明らかにした。「ゆめちから」と「ホクシン」のブレンド粉の即席麺特性は概ね良好であることを示した。3)有望系統である超強力小麦「東北223号」と「ナンブコムギ」について、ブレンド粉の製パン特性は単独粉よりも良好であることを明らかにした。小麦粉品質(主にグルテン特性)および農業特性(主に穂発芽耐性)が良好な有望系統「盛系D-B010」および「羽系W1165」を育成した。4)もち性小麦の「もち姫」について、ロールケーキ、せんべい、新粉もち等各種の製品が試作され、その一部は商品化された。温暖地向けに育成された「ユメシホウ」については、埼玉県、茨城県等で契約栽培が始まるとともに、茨城県つくば市では実需者による各種パンの試作評価が進んだ。
カテゴリ 萎縮病 加工 小麦 DNAマーカー 抵抗性 抵抗性遺伝子 評価法 品種

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