気候区分に対応した用途別高品質・安定多収小麦品種の育成

課題名 気候区分に対応した用途別高品質・安定多収小麦品種の育成
課題番号 2011017509
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,九州研,水田作・園芸
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,北農研,畑作
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,東北研,畑作園芸
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,作物研,麦
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,近農研,水田作
協力分担関係 京都大学
横浜市立大学
道総研北見農業試験場
長野農業試験場
愛知県農業総合試験場
群馬県農業研究センター
日本製粉
森産業株式会社
ホクレン農業総合研究所
研究期間 2011-2015
年度 2011
摘要 パン用等の有望系統・品種の栽培性と品質評価に関しては、a)「北海262号」が硬質系統としてはやや低タンパク質で耐倒伏性が劣る点について、後期窒素追肥に重点を置いた肥培管理でタンパク質含量が向上し倒伏が軽減されることを明らかにした。多収で耐病性に優れる硬質系統「北海263号」を新たに配付系統とした。b)コムギ縞萎縮病に強く、難穂発芽で低分子グルテニン遺伝子Glu-B3gを有しパン・中華麺適性の優れる硬質系統「東北229号」及び麺の色相が優れる麺用系統「東北230号」を新たに配付系統とした。c)Glu-B3gを有し生地物性が強く、やや低アミロースで麺色の良い秋播型系統「関東137号」を新たに配付系統とした。d)パン用の「中国158号」、「中国160号」、「中国161号」を有望視する県で奨決現地試験に供試した。また、超強力コムギの「中国162号」を新たに配付系統とした。e)製粉性が良く、コムギ縞萎縮病I型に強い通常アミロース系統「西海191号」を品種登録出願し、実需者評価のための大規模栽培を実施中である。また、新たにフランスパン等に利用できる硬質コムギとして「西海196 号」を配付系統とした。 DNAマーカー等を利用した製パン適性や縞萎縮病抵抗性の優れた系統の選抜状況については、品質関連の各遺伝子(Wx-A1、Wx-B1、Pina-D1、Pinb-D1、Glu-D1、Glu-B3)、及びコムギ縞萎縮病抵抗性遺伝子YmIbについて、交配組合せを考慮してDNAマーカーによる選抜を実施した。 新規用途向き品種とその利用技術に関しては、a)極低アミロースの「小麦中間母本農7号」における変異遺伝子を明らかにするとともに、その変異部分を利用して同形質を持つ個体を選抜できるCAPSマーカーを開発した。b)グルテン特性に特徴がある「ゆめちから」を遺伝的背景とし、グルテン組成が異なる準同質遺伝子系統を用いて、低分子量グルテニンサブユニットGlu-B3遺伝子の製パン適性への影響を調査し、Glu-B3hを持つ系統はGlu-B3bを持つ系統よりも混捏時間が短かいことを明らかにした。また、Gli-D1を欠失した系統は小麦粉生地が強くパン容積も高いこと等、Gli-D1欠失による製パン性向上の効果を確認した。
カテゴリ 萎縮病 硬質小麦品種 小麦 水田 DNAマーカー 抵抗性 抵抗性遺伝子 肥培管理 品種 輪作

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