水田輪作体系における無代かきおよび乾田直播水稲栽培の後作大豆の収量向上
要約 北海道の水田輪作体系において、水稲代かき移植栽培と比較して無代かき移植や乾田直播栽培の後作大豆では、苗立ち数の増加と各個体の生育向上により収量が10%以上増加する。 キーワード 水田輪作体系、無代...
要約 空知型4年4作(移植水稲-大豆-小麦-乾田直播水稲)の水田輪作栽培体系において、移植水稲では無代かきの疎植栽培等、乾田直播水稲では前年整地等の技術を導入すると、省力化や大豆収量向上により、大規模経営...
圃場別データセットを活用した大規模水稲作経営に対するデータ駆動型改善提案の要点
要約 多くの圃場を管理する大規模水稲作経営において、栽培管理記録や面積あたりの推定収量を圃場別に集約したデータセットを構築することにより、収量と各種要因との関係を「見える化」することができる。推定収...
要約 耕うん同時畝立て播種機の大麦・大豆汎用利用による麦後大豆の狭畦多条播栽培、大麦の耕うん同時播種作業およびエアーアシスト水稲条播機による高能率作業を組合せた水田輪作体系では、作業の競合回避、収量...
不耕起播種機を用いて生産コストを40%削減する水稲-麦類-大豆水田輪作体系
要約 不耕起播種機を用いた経営規模60ha程度の大規模営農において、水稲乾田直播、麦類および大豆の組み合わせによる輪作体系では、気象条件による収量の変動はあるものの慣行体系に比べて労働時間を最大で70%短...
要約 中山間地域の集落営農法人において麦・大豆作は主力となる構成員の所得確保に寄与する。麦・大豆作の導入には低コスト化(10%程度)を可能とする新技術の採用を基礎的条件とし、併せて1.5~1.6倍の増収を実...
要約 醤油醸造用に向けた硬質小麦「ニシノカオリ」、「ミナミノカオリ」において安定した収量及びタンパク質含有率13%以上を達成するためには、水稲跡・大豆跡ともに窒素施肥量は、基肥5kg/10a、分げつ肥2kg/10a...
要約 20年間同一耕種条件で栽培したコシヒカリの地上部および根の生育量の推移と収量の関係について解析し、初期の根重が大きい年次には登熟期間の根重が凋落し、収量が低下する傾向を認めた。 キーワード コシヒ...
代かき同時土中点播機の播種ロール改良による寒冷地水稲の苗立数確保
要約 市販の打込み式代かき同時土中点播機に搭載されている播種ロールのセル寸法を拡大して1株播種粒数を増加することで、寒冷地北部における適正苗立数の確保が可能になる。 キーワード 水稲湛水直播、打込み式...
肥効調節型肥料利用による水稲代かき同時土中点播栽培の全量基肥施肥法
要約 水稲代かき同時土中点播栽培における肥効調節型肥料を用いた全量基肥栽培は、施肥窒素量を慣行移植栽培と同量又は20%程度減じても倒伏の発生は軽微で、追肥栽培に比べ乾物重及び窒素吸収量が増加し、収量が...
寒冷地北部における水稲代かき同時土中点播直播の点播間隔と播種作業速度
要約 代かき同時土中点播直播で55㎏/a以上の収量を目標とした場合の点播間隔は15㎝以下で、播種作業速度の上限は0.4m/sである。機械の改良や栽培技術の改善により1株苗立ち数が多くなれば、収量と播種作業速度の...
肥効調節型肥料の接触施肥による乾田土中早期湛水直播水稲の全量基肥施肥法
要約 畑状態で施肥・播種する乾田土中早期湛水直播栽培において、70日と100日タイプの被覆尿素(2:3混合)を種籾と接触施肥することにより施肥窒素利用率が大幅に向上し、全量基肥施肥で速効性窒素の分施区に比...
要約 水稲「ひとめぼれ」に対し、肥効調節型肥料を側条一発施肥することにより追肥省略と収量、品質の維持向上が可能である。 背景・ねらい 水稲作は生産コストの低減、担い手の減少と高齢化、消費者ニーズの多様...