レンゲの生育安定化技術と地上部保有窒素量の推定による減化学肥料水稲栽培技術
要約 レンゲの生育を安定化し雑草を抑制するためには、前年の水稲収穫後秋起こしを行い耕転砕土後に播種を行うことが有効である。またレンゲの占有率から植物体地上部窒素保有量が予測可能であり、水稲の減化学肥...
要約 水稲乾田不耕起直播栽培の前作として緑肥作物のレンゲ、ヘアリーベッチを作付けし、水稲播種前に刈落とすと、刈落とした緑肥作物が田面を被覆することにより雑草の発生が抑制され、緑肥作物の肥料効果により...
中山間地黄色土での家畜ふん堆肥を活用した水稲の減化学肥料栽培
要約 中山間地黄色土水田での水稲「ヒノヒカリ」栽培において、基肥に家畜ふん堆肥を1t/10a施用し、施肥は化学肥料による穂肥のみとすることで、慣行の分施体系と遜色ない収量が得られ、化学肥料による窒素施肥量...
レンゲ跡飼料イネ栽培におけるメタン発酵残さ(消化液)の液肥利用技術
要約 レンゲ跡飼料イネ栽培に消化液を利用する場合、消化液の窒素量を化学肥料での慣行施用量と同じになる量とすることで追肥に利用できる。化学肥料施用基準量と比べ、リンが少なくカリウムは多給となるが、生育...
要約 マメ科のヘアリ-ベッチは、北陸の中粗粒質水田において、無肥料で栽培しても目標窒素投入量を確保できる生育となり、すき込みにより窒素無機化量を増加できるため、水田の地力窒素増強に活用できる。 キー...
要約 サルやシカのエサ量が最も減少する冬期に、集落の耕作地やのり面、集落に近い林道の路肩などに、豊富な緑草帯が形成される。明確な緑草帯が形成されるのは、前年秋期に、除草、耕耘、稲刈りなどの最終作業が...
要約 レンゲやアルファルファに被害を及ぼす侵入害虫アルファルファタコゾウムシは2003年春の時点で栃木県・茨城県の北部、埼玉県北西部および群馬県西部を除く関東平野一円に分布拡大している。 キーワード マメ...
要約 アルファルファタコゾウムシ成虫は水田地帯周辺の樹林・山林内で越夏する。 キーワード レンゲ、アルファルファタコゾウムシ、越夏 背景・ねらい 本種は、1982年に侵入が確認されたレンゲの重要害虫である。...
要約 レンゲやアルファルファに被害を及ぼす侵入害虫アルファルファタコゾウムシは2003年春の時点で栃木県・茨城県の北部、埼玉県北西部および群馬県西部を除く関東平野一円に分布拡大している。 キーワード マメ...
要約 愛知式不耕起播種機を用い、2月中旬~4月上旬にレンゲ立毛中に水稲種子を肥料とともに播種することで、現状で計3回行っている除草剤散布回数の減少ができ、収量を下げることなく水稲の栽培が可能となる。...
要約 水稲「土佐錦」の栽培では、籾数を21.2~21.7千粒/㎡にとどめることで、玄米千粒重が25.0g以上で、タンパク含有量が7.40%以下の酒造適正米を安定的に480kg/10a生産できる。この場合の本田総窒素施用量は...
要約 マメ科の緑肥作物であるヘアリーベッチを秋播( 10月~11月上旬)すると、春~初夏に繁茂し、ほぼ完全な雑草制御が可能である。寒天培地を用いた根からの浸出物検定法によって、この作用にはアレロパシーが...
要約 日減水深の少ない黒泥土壌水田にレンゲ、ライムギを栽培し翌春その場で鋤込み土壌還元化、生育抑制、地力増強効果、緑肥の分解過程等を明らかにした。施肥はライムギは基肥対応、レンゲは追肥対応するのが適...