減化学肥料栽培に活用できる有機質資材の窒素肥効Web計算ツール
要約 Web上で、有機質資材の種別、施用量、施用日、収穫予定日を入力し、日本土壌インベントリーと連動した地図上の地点を選択すると、栽培期間中における資材由来の無機態窒素量の予測値が提示されるツールであ...
家畜ふん堆肥等の有機質資材中のAD可溶有機態窒素含量の特徴およびC/N比との関係
要約 有機質資材中のAD可溶有機態窒素(ADSON)含量は、植物油かすや魚かすで高く、牛ふん堆肥で低い。植物質の有機質資材では、C/N比が小さいほどADSON含量は大きい。鶏ふん堆肥の一部やカニガラなど、C/N比が小さ...
侵入害虫バナナコナカイガラムシの検疫に役立つフェロモントラップの開発
要約 沖縄県に侵入し、様々な果樹を加害しつつあるバナナコナカイガラムシを強力に誘引するフェロモン成分の構造を解明し、その発生を簡単に検出できるフェロモントラップを開発しました。分布拡大の防止に向け、...
要約 肉用に用いられているブタ品種の椎骨数を決めている新規遺伝子VRTNを単離した。VRTNの遺伝子診断を枝肉生産に用いることにより、肉量を増大させるだけでなく、肉質を制御することも可能と...
抗菌性物質無添加の子豚期飼料への乳酸菌添加は飼料要求率を向上させる
要約 抗菌性物質無添加の子豚期飼料に乳酸菌製剤又は抗菌性物質を添加して、体重30kgから70kgまで子豚に給与すると、乳酸菌添加飼料給与による飼料要求率は抗生物質無添加飼料給与よりも向上し、抗菌性物質添加飼...
要約 全国初の試みとして、県域をまたいで系統豚を造成した。造成した系統豚はデュロック種で「アイリスナガラ」と命名する。発育が早く脂肪の付着が適度であり、肢蹄が丈夫で性格が温和で飼いやすい豚である。 ...
要約 金華豚×デュロック種の交雑F2個体における背腰長に関連するQTLを対象とした両方向のマーカーアシスト選抜により、F3産子の背腰長に有意な差が見られる(p0.01)。このことから、上記交雑家系における背腰長...
要約 ブタ第4染色体に検出された筋肉内脂肪含量QTLにおいて、金華豚型アリルはデュロック型アリルと比較し、筋肉内脂肪含量を増加させる効果がある。 キーワード ブタ、DNAマーカー、QTL、筋肉内脂肪 背景・ねら...
要約 消費者が好むトンカツなどに用いられる豚ロース肉の外観は、背脂の厚さが5mm程度の適度な脂肪があるもので赤肉の色が淡泊過ぎないものである。このうち豚肉を食べる機会が多い消費者は適度な脂肪の量を重視...
中山間地黄色土での家畜ふん堆肥を活用した水稲の減化学肥料栽培
要約 中山間地黄色土水田での水稲「ヒノヒカリ」栽培において、基肥に家畜ふん堆肥を1t/10a施用し、施肥は化学肥料による穂肥のみとすることで、慣行の分施体系と遜色ない収量が得られ、化学肥料による窒素施肥量...
要約 日本短角種の牛肉の小売・飲食店での販売実態は、価格水準と独自評価の2基準で分類でき、類型ごとに、粗利益・原価率、不足部位、差別化戦略等は異なる。販売促進のためには、短角種の特徴を引き出す加工・...
要約 豚肉の部位別国内自給率は、1988年から2000年にかけて、「ひれ」が63.1%から32.2%へ、「ロース」が56.2%から26.1%へ顕著に低下した。豚肉の国内生産は、テーブルミートとしての消費ニーズに応じ、部位別需給...
要約 バークシャー種純粋である讃岐黒豚の骨付きモモを用い非加熱食肉製品である生ハムを製造する。讃岐黒豚は塩漬後の保水性に優れる傾向が認められる。生ハムの遊離アミノ酸量は塩分と水分と相関がある。生ハム...
豚に硬化油あるいは桐油を給与すると共役リノール酸(c9t11-CLA)が増加する
要約 ショートニングなどの食用油脂の1つである硬化油(トランス酸)を豚に給与することによって、豚の体組織にCLA(c9t11)が蓄積する。また、桐油(エレオステアリン酸)の給与によって、豚の体組織(特に肝臓や...
要約 産子数と哺乳能力の指標として離乳時一腹総体重の向上を目的とした6世代にわたる選抜により、大ヨークシャー種の系統豚「アイリスW2」を造成した。「アイリスW2」は産子数が多く、さらに哺乳能力が優れてお...
豚に硬化油あるいは桐油を給与すると共役リノール酸(c9t11-CLA)が増加する
要約 ショートニングなどの食用油脂の1つである硬化油(トランス酸)を豚に給与することによって、豚の体組織にCLA(c9t11)が蓄積する。また、桐油(エレオステアリン酸)の給与によって、豚の体組織(特に肝臓や...
要約 調理残渣の温風乾燥処理物について、肉用鶏飼料への実用性を検討した結果、20%程度の添加給与が可能であることが示唆される。 キーワード 温風乾燥処理、調理残渣、肉用鶏、飼料 背景・ねらい 2002年に、「...
要約 家畜ふん堆肥を主体に、油粕などの有機質資材と混合して肥料成分を調整し、ローラーディスクダイ方式で成型する成分調整・成型堆肥の生産システムは、10t/日の生産規模で247百万円の設備費となり、生産コス...
要約 出荷時の背脂肪厚は、4から5か月齢での発育速度の良否が大きく影響する。また、5か月齢で胸幅のある肉豚は出荷時の背脂肪が厚い。 キーワード 肉豚、出荷時、背脂肪厚、発育速度、胸幅 背景・ねらい 肉豚...
要約 系統間三元交雑SPF豚を用い、飼料中のリジン水準と増体量、飼料要求率および血漿中尿素窒素濃度の関係によりリジン要求量を検討した結果は以下のとおりである。飼料中含量としてのリジン要求量は、去勢豚...