要約 八重咲きトルコギキョウの花弁数は生殖成長期初期1週間の日平均気温を下げると増加する。第1段花を指標として時期を限定した低温処理により、高温期においても花弁数が増加したトルコギキョウの省エネルギー...
雄性不稔性ユリ品種‘秋田プチホワイト’は高温感応により稔性が回復する
要約 葯を形成しないユリ品種‘秋田プチホワイト’は、栽培期間に連続して32/25℃(昼温/夜温)の高温処理すると、葯の分化と花粉の形成が促され、稔性が回復する温度感応性雄性不稔品種である。 キーワード ユリ、温...
要約 トルコギキョウの葉先枯れ症は、昼間、夜間気温に影響を受け、昼温40℃、夜温30℃あるいは20℃で著しく発生し、昼温35℃で夜温25℃以下では発生しない。ただし、「マイテレディ」では昼温35℃、夜温20℃でも発生が...
要約 オオナルコユリの自然栽培条件下での休眠覚醒は12月20日頃で、この時の10度C以下の低温遭遇日数は44日であった。休眠打破には、5度C60日ないし90日処理で効果がある。 背景・ねらい オオナルコユリは、ユリ...
要約 日周温度によるキクの茎伸長速度の変化は、内生活性型ジベレリン(GA)であるGA1の濃度によって制御される。このGA1の濃度変化は、GAのC-20酸化過程の一部であるGA44→GA19の代謝調節によることが示唆され...