国産早生樹の利用可能性を探る―樹種の特徴を知り、使い方を工夫する―
要約 木質資源への多様なニーズに対応し、林業の収益性改善につながる新たな植栽樹種として、成長のはやい早生樹が注目されています。ただし、国産早生樹についてはこれまで利用例が少なく、生産・利用の取組が手...
造形樹輸出の障害となるオオハリセンチュウを判別するPCRプライマー
要約 6種オオハリセンチュウに対応したプライマーセットを用いることで、造形樹から分離された線虫がオオハリセンチュウか否かを1回のPCRで判別することができる。種特異的に設計した6つのプライマーペアを用いた...
要約 水田畦畔では年2~3回、隣接する刈払いを伴う斜面草地では年2回の刈払い管理が植物の種多様性を高める。それ以下でも以上でも種多様性は低下する。この結果は日本型直接支払の根拠や二次的自然の適正管理に...
オリエンタル系ユリにおける温度と個体光合成および呼吸、乾物蓄積との関係
要約 オリエンタル系ユリの個体光合成の適温は、20~25°Cの範囲にある。夜温を15°Cとし、昼温を28°C、24°C、20°Cとする、あるいは昼...
水耕栽培トルコギキョウの根腐病に対する、化学合成農薬の初の適用拡大
要約 防除効果と薬効成分の残留調査結果を提示することにより、NFT式循環型水耕栽培におけるトルコギキョウの根腐病に対して、これまで登録の無かった化学...
オリエンタル系ユリにおける生育段階ごとの光量と光合成、乾物蓄積との関係
要約 オリエンタル系ユリの個体あたり光合成速度は、展葉期では低く、発蕾期、開花期に向かって高くなる。光量の違いが開花期における乾物蓄積に与える影響は、発蕾期以前で小さく、発蕾期以後で大きくなる。 キ...
ユリとチューリップの花弁の柔細胞では表皮細胞より早く老化が進行している
要約 ユリおよびチューリップ花弁では、表皮細胞に比べ柔細胞において早期から老化が進行している。柔細胞では外観上の老化が認められる前にDNAの断片化、細胞の崩壊等が認められる。 キーワード 柔細胞、老化、...
要約 伸縮性フィルム容器もしくは宙吊り型容器とMA包装資材を併用すると、冷蔵コンテナによる船便でも、イチゴ果実の損傷程度を大幅に低減できる。また、果実の外観や果肉の品質低下を防ぐことができる。 キーワ...
要約 直売所の切り花向けに開発された需要量予測技術や開花調節技術等の新技術の活用法を解説したパンフレットである。活用法は、売り切れや売れ残りなど直売所の切り花の様々な問題に対応し、直売所や生産者の状...
要約 EPHEMERAL1遺伝子は、アサガオ花弁のエチレン非依存的な老化を制御しており、本遺伝子の発現を抑制することで、花弁の老化を遅延することができる。 キーワード エチレン非依存性花き、老化、アサ...
要約 開発したユリ香り抑制剤には、アミノオキシ酢酸、ジベレリン、スクロース、抗菌剤を含む。香り抑制剤をユリ切り花に処理することにより、香りと葉の黄化は抑制される。香り抑制効果は乾式輸送よりも湿式輸送...
ユリ「シベリア」は冷涼条件での栽培で乾物蓄積が促進され切り花品質が向上する
要約 オリエンタル系に属するユリ「シベリア」は、平均温度20°C程度の冷涼条件での栽培で開花までの植物体各部位への乾物蓄積が促進され、新鮮重が重く、長く堅い茎をもつ品質のよい切り花が得られる。 キー...
要約 チューリップの香気成分はモノテルペン、セスキテルペン、脂肪族化合物、および鎮静効果があるとされる3,5-ジメトキシトルエンを含む芳香族化合物である。主要香気成分の割合と生花の官能評価から、チューリ...
黄花色のユリにおいて老化に伴う花弁の彩度低下は観賞価値を下げる
要約 花色の黄色いOTハイブリッド系ユリ「イエローウィン」は開花4日目から花弁カロテノイド含量の減少に伴って花弁色の彩度(鮮やかさ)が失われはじめ、観賞価値が低下する。 キーワード 観賞価値、彩度、ユリ、...
要約 ユリの蕾期収穫切り花について、品種選択と蕾長入力によって、各温度条件下での開花日を予測するソフトウェアである。特定日の開花目標本数、一緒に管理する集団の数、部屋の温度を入力すれば、室内で目標に...
要約 直売所での切り花販売において、POSデータなどから、欠品による売り逃し分を含めた需要量の事後的な推測や、日内・週間・年間の需要量を事前に予測するソフトウェアである。需要量の目安を、直売所スタッフ...
要約 シックハウス対策のため、4種類のVOC(揮発性有機化合物)について業界団体の自主基準が制定されました。木質材料はこの基準に適合することが分かり、「4VOC基準適合」建材として認められました。 背景・ね...
要約 ユリ「カサブランカ」の強い香りは、アミノオキシ酢酸ヘミ塩酸塩(AOA)により抑制される。AOA水溶液を「カサブランカ」切り花に処理することにより、花の発散香気成分量は、無処理と比較して約1/4~1/8となる...
要約 エチレン非依存性花きであるアサガオから単離したInPSR26遺伝子は、花弁の老化を制御する新規遺伝子である。 キーワード プログラム細胞死、エチレン非依存性花き、アサガオ、オートファジー 背景・ねらい...
要約 花ゆり「きたきらり」において、冷凍貯蔵球根を利用した無加温5月~8月植え夏秋切り作型で、球周12~14㎝では3芽以下、14㎝以上では4芽以下の球根を使用することで花蕾数1茎当たり3輪以上の切り花を安...