初期伸長性に優れ株出安定多収なサトウキビ新品種「NiTn18」
要約 サトウキビ「NiTn18」は、初期生育が旺盛であり、萌芽も優れるため、春植、株出共に安定して多収である。低温下でも萌芽が良好であることから、無マルチ株出栽培でも「NiF8」より多収となる。低温や肥培管理...
要約 サトウキビ新品種「Ni17」は風折抵抗性に優れ、潮風害後の展開葉数が多く、収穫期の糖度が安定して高い。また萌芽性が良く株出収量が高いため、本系統の普及により台風による茎収量、糖度の低下に苦しむ地域...
要約 サトウキビ「Ni16」は初期生育が優れ、春植及び夏植で安定して多収である。萌芽が優れ、株出で発病の多い黒穂病に対する抵抗性を具えるため、株出栽培にも適する。黒穂病多発地域や低収量地域に普及すること...
秋収穫が株出しサトウキビの初期生育改善・茎収量増加に及ぼす効果
要約 サトウキビを秋収穫すると、現行の冬収穫に比べ、萌芽が促進され初期生育が大幅に改善されて翌年の梅雨までに大きく生長する。茎数が増え、一茎重も増えるため株出し栽培の茎収量は大幅に向上する。九州農業...
早期高糖性で黒穂病抵抗性をもつサトウキビ新品種候補系統「RK90-0039」
要約 サトウキビ「RK90-0039」は早期高糖性で品質に優れ,収量,糖量とも新植で安定して高く,黒穂病に対して強抵抗性であるため,黒穂病多発地域や低糖度地域に普及することで,品質向上及び収量の安定確保が図れる。...
要約 さとうきび「KY88T-520」は「NiF8」より蔗汁糖度、純糖率、可製糖率が高く高品質である。風折抵抗性が強い。茎が適度に軟らかいために刈り倒しが容易で、3月以降の側枝発生が少ない等、収穫作業適性が優れる...
要約 サトウキビ「KY87-110」は「NiF8」より1か月程度早く登熟する早期高糖性で、純糖率が高く、収穫後の品質劣化が低い。萌芽性に優れ、春植・株出栽培における可製糖量が多い。梢頭部が小さく、直立性であるた...
サトウキビモザイクウイルスI系統の外被タンパク質のアミノ酸配列
要約 わが国のサトウキビのモザイク病の病原ウイルスであるサトウキビモザイクウイルスI系統のRNA3’末端の塩基配列を解析し、329アミノ酸残基からなる外被タンパク質の一次構造を推定した。 背景・ねらい...
要約 さとうきび系統「RF84-106」は、発芽が良好、茎数はやや少ないが、茎は太く直立か斜立型であり、耐倒伏性を備えた偏茎重型である。品質は特に高く脱葉性がやや良、植付から収穫までの機械化一貫作業に適する...
要約 さとうきび「RK85-1049」は宮古島の現地選抜において育成・選抜された。収量は、 植付後の発芽性や伸長性が良好のために多収である。茎が直立性で茎の揃いが良、易脱葉性あり、機械化一貫作業体系が図り易い...
サトウキビモザイクウイルスB系統の外被タンパク質のアミノ酸配列
要約 サトウキビ及びトウモロコシのモザイク病の病原ウイルスであるサトウキビモザイクウイルスB系統のRNAの塩基配列の一部を解析し、その外被タンパク質は313のアミノ酸残基からなると推定した。 背景・ねらい ...