要約 既存の大豆用コンバインを部品付け替えや設定変更して用いることにより、蒴(さく)褐変初期のゴマを蒴ごと収穫する。加えて、収穫した蒴の乾燥・脱粒・調製作業までの機械化により労働コストを慣行比で60%削...
萌芽性に優れ株出し多収なサトウキビ品種「はるのおうぎ」の普及
背景・ねらい 鹿児島県でサトウキビ生産が行われている熊毛・大島地域では株出し栽培が最も多い作型で約7割を占めている。主力品種である「NiF8」は耐病性に優れ、収量が安定していたが、近年、収穫の機械化が進...
乗用型摘採機に装着するチャの被覆資材展開・巻取りアタッチメント
要約 乗用型摘採機に装着する被覆資材の展開および巻取りアタッチメントで、チャの直接被覆栽培において、被覆資材の展開作業と巻取り作業を機械化する。展開・巻取り作業ともに慣行の手作業に比べて投下労働時間...
要約 淡色黒ボク土において、地下30cmに埋設した遮水シート溝式地下灌漑システムを用いて給水すると、給水管直上から水平距離50cmまでは速やかに水が移動し、75cm地点でもレタスの生育に十分な土壌水分を維持でき...
高バイオマス量サトウキビを高能率に収穫できる小型ケーンハーベスター
要約 刈取ったサトウキビをチョッピングカッタで把持しながら掻込み裁断する機構を備える小型ケーンハーベスターである。エタノール原料利用に開発された茎数の多い高バイオマス量サトウキビを精度良く、かつ毎時...
要約 セイタカアワダチソウ、ススキ、オギなどが繁茂した耕作放棄畑は、復元後の雑草の再生を防止するため、前植生の刈り取り1、2回後、夏期に除草剤散布、大型プラウによる耕起、高肥料成分濃度の堆肥を施用する...
バイオディーゼル生産が温室効果ガス排出量を削減するための条件
要約 ナタネを生産し、廃食油を燃料化する資源循環システムの稼働に伴う温室効果ガス排出量を計測する。当該システムが温室効果ガス排出量を削減するためには、10a当たり200kg以上のナタネ収量とナタネ廃食油の7...
要約 被覆を前日の夕刻に除去し翌朝(9時)製造した場合には、茶葉成分の変化が小さく品質に対する影響も少ないため、これにより労力分散が可能となる。一方、除去後日中の経過時間が長くなる場合には、被覆効果...
油かすの有機農家への販売は産地搾油ナタネの採算性を大きく改善する
要約 国産油かすは有機農家による50円/kgかそれ以上の価格での購入が期待できる。この価格で販売できればナタネ生産に要した物財費の約半分に相当する部分を回収でき、ナタネ栽培の採算性が改善し、ナタネ油の自...
ナタネを含む寒冷地水田輪作体系におけるナタネの耕種的雑草化防止策
要約 ナタネ刈り取り後、耕起した場合に比べ不耕起条件でナタネ落ち種の減耗は早い。ナタネ残さを移動させることで、さらに減耗は早まる。1ヶ月以上の湛水は、ナタネ種子を死滅させるのに有効で、1作の復田によ...
要約 関東北部のナタネ後ヒマワリの播種期は6月下旬となる。播種時期が梅雨にあたるため,転換畑では、小明渠浅耕播種機で地表排水を図る。播種後約1ヶ月の追肥は収量確保に有効である。機械収穫は、花床・茎...
関東北部の転換畑におけるナタネ品種「キラリボシ」の機械化栽培法
要約 関東北部では霜柱による凍上害を避けるため,10月中に播種する。転換畑では播種時の冠水害を軽減するため,小明渠浅耕播種機を用いる。栽植密度は少なくとも30本/m2以上とし,春季の追肥を行う。ナタネの...
要約 関東北部のナタネ後ヒマワリの播種期は6月下旬となる。播種時期が梅雨にあたるため,転換畑では、小明渠浅耕播種機で地表排水を図る。播種後約1ヶ月の追肥は収量確保に有効である。機械収穫は、花床・茎水分...
要約 試作した小型クローラ摘採機は重心移動機構と遠隔操縦により傾斜地適応性が高く、傾斜地茶園において摘採時の等高線うね走行と枕地でのうね移動が可能となり、1人で安全に摘採作業を行うことができる。 キ...
要約 カンショやタバコの畦立に多く利用されているかまぼこ型高畦立マルチャは、畦整形天板の改良と、テープシーダキットを装着することで、早出しゴボウの平高畦立・播種・マルチ同時作業機として利用できる。 ...
要約 愛知県西三河沖積地帯のダイズ栽培における過剰な栄養成長を制御するために、乗用管理機前部に2基のレシプロ型刈り取り機を搭載した高能率(0.85ha/h)の摘心作業機を開発した。開発機の摘心により主茎長が...
急傾斜地茶園の機械摘採のためのレール走行式摘採機とモノレールの利用
要約 既存の急傾斜地等高線うね茶園において、開発された重心移動機構付きレール走行式摘採機とうね間移動を行うモノレール運搬装置を利用して、摘採・整せん枝作業を平坦地と同等の作業能率で1人で行うことがで...
要約 新たに開発したサトウキビ梢頭部回収機は、立毛のサトウキビ梢頭部を刈り取り、細断、収納する自走式の作業機で、トラッシュとして原料に混入していたサトウキビ梢頭部を飼料として利用できる。作業能率は1...
要約 電気ドリルの動力とフレキシブルシャフトを用い、ステンレス角棒を俵形に成型した刃を回転させ、桑枝条表面の黒皮と緑皮を削り取る機械である。シルク和紙原料の桑白皮を得るための皮剥き作業が軽労化すると...
間作バレイショを自走式ポテトハーベスタで収穫するためのサトウキビ(夏植+春植補充)栽培法
要約 間作バレイショを自走式ポテトハーベスタで収穫するために、夏植サトウキビの畦間を240cmに広げて間作栽培を行う。間作バレイショを収穫した跡にサトウキビを春植することで、サトウキビの収量を補え、特に...