ブドウ晩腐病菌(Colletotrichum gloeosporioides)の効率的な分生胞子形成法
要約 ブドウ晩腐病菌(Colletotrichum gloeosporioides)の分生胞子形成には希釈したオートミール寒天培地(希釈OMA培地)が適しており、菌糸の細かい断片を希釈OMA培地上に塗布して培養することで、安定的...
病虫害複合抵抗性品種「みなみさやか」を利用した減化学農薬防除体系
要約 病虫害複合抵抗性品種である「みなみさやか」とBT水和剤、チャハマキ顆粒病ウイルス・リンゴコカクモンハマキ顆粒病ウイルスを組み合わせた防除体系では、化学農薬の年間使用回数は6回程度でよく、10aあたり...
岩手県における5~6月の薬剤選択によるリンゴ病害の総合防除体系
要約 斑点落葉病と褐斑病は、5~6月の定期散布剤を選択することで、7~8月の防除間隔を15日に広げても防除できる。輪紋病は、7~8月を15日間隔としても実害がない。よって、7~8月を15日間隔とし年間12回で主要8...
要約 青森県の「りんご病害虫防除暦」では、夏期(7~8月)、約10日間隔で6回の薬剤散布を行っているが、薬剤の効果的な使用により散布間隔を15日とし、防除回数を1回削減できる。 キーワード リンゴ、病害虫、防...
要約 残効期間の長い殺菌剤と固着性展着剤の利用により、年間の散布回数を8回とした防除体系で、リンゴの主要病害が防除できる。 キーワード リンゴ病害、散布回数削減、展着剤 背景・ねらい 秋田県のリンゴ病害...
要約 真菌門に属する数種の植物病原糸状菌において,完全合成液体培地での培養菌体から抽出した全DNAのRLGSを行うことにより,再現性のある菌株特異的な2次元スポットプロファイルが得られ,スポットの違いに基...