回転搬送機構により土塊の除去ができる拾上機と運搬車によるサトイモ拾上・収容体系
要約 歩行型タマネギピッカーをベースに改造した回転搬送機構を有する拾上機と運搬車によるサトイモの拾上・収容体系である。畝上のサトイモを拾い上げた後、土塊が除去されたサトイモが運搬車上のフレキシブルコ...
要約 接地輪の動力で回転するブラシの前方に配置したレーキで地面に張り付いた落葉をかき起こし、回転ブラシでバケットに収容する落葉収集機である。リンゴ園において乗用型草刈機で落葉収集機をけん引して作業す...
要約 このマニュアルは果樹・果菜類の受粉を助ける花粉媒介昆虫の調査に有用な手法を中心に、受粉のしくみや花粉媒介昆虫の見分け方等について解説したものである。このマニュアルを用いることで、花粉媒介昆虫の...
要約 「励広台1号」は、イチジクとイヌビワの種間雑種であり、イチジク株枯病に真性抵抗性である。休眠枝や緑枝挿し木によって容易に繁殖でき、「桝井ドーフィン」および「蓬莱柿」との接ぎ木親和性は高い。 キー...
カキから検出されるウイルス・ウイロイドと、カキ品種「麗玉」の生育不良
要約 カキの新品種「麗玉」は、一部の中間台木に高接ぎすると、接ぎ木不親和や樹勢低下を生じることがある。その原因の一つとして、特定のウイルスの関与が推察され、非感染の台木に接ぎ木することで被害を回避で...
フォールアウト後に新植したクリ・温州ミカン・カキの放射性セシウムの移行係数
要約 放射性物質が降下した樹園地に定植したクリ、温州ミカンおよびカキの移行係数は10-4~10-3の範囲である。また、カキ果実の137Cs濃度に、定植時の表土管理方法(耕うん、表土剥土、表土戻し)は影響しない。 キ...
交信攪乱による交尾遅延に伴うメスの老化がフジコナカイガラムシの生殖に与える影響
要約 フジコナカイガラムシのメスのフェロモン量は、成虫となってから約30日でピークに達し、老齢個体が若齢個体よりも多くのオスを誘引する。交信攪乱法による交尾遅延は、老齢個体の割合増加を促し、産卵数の多...
要約 市販の芝刈ロボットは、モモ、スモモ、ナシ、ブドウ、オウトウ、リンゴ、ブルーベリー、カキの果樹園の下草管理に利用でき、その際、走行の障害は簡易な方法で対策ができる。また、休耕圃場への適用では、面...
要約 果樹の害虫であるチャバネアオカメムシは、免疫応答を活性化する、これまで他の昆虫では知られていない微生物認識タンパク質を持つ。カメムシ類だけに作用する新しい害虫制御技術の開発につながる可能性があ...
要約 国内に分布するヌカカを用いたアカバネウイルスの経口摂取試験結果は、ウシヌカカなどの6種類がアカバネウイルスに感受性を持ち、ウイルスの媒介によって牛の異常産や脳脊髄炎の流行を引き起こすことを強く...
要約 カキの甘渋性DNAマーカー領域の多型解析により甘渋性遺伝子型を推定することで、次世代で完全甘ガキ個体の獲得が期待できる非完全甘ガキ品種を選定できる。本法で選定した17品種を交雑親に用いることで、完...
要約 果実は、長期保存のために熱加工を施すと、新鮮な味・食感が失われることが多い。本技術では、脱気中高圧処理による効率的液体含浸と、中温処理による熱殺菌とにより、生食感を活かした長期冷蔵保存可能なコ...
リナロールを高含有化した遺伝子導入オレンジはカンキツかいよう病菌の生育を抑制する
要約 カンキツかいよう病に罹病性の'ハムリン'オレンジにリナロール合成酵素遺伝子を導入した遺伝子組換え体の葉では、カキツかいよう病菌を接種しても生育が著しく抑制される。 キーワード 香気成分、抵抗性、遺...
カキ「太月」および「太天」における貼り付け式樹上脱渋法の最適な処理条件
要約 カキ「太月」および「太天」では、10月上旬に樹上の果実の赤道面両側に1.0gの粉末アルコール資材を銀コートシールで2日間貼り付けることによって、果実品質を損なわずに完全に脱渋できる。 キーワード カキ...
高温でも容易に着色する極大粒のブドウ新品種「グロースクローネ」
要約 ブドウ新品種「グロースクローネ」は、高温下でも着色性に優れる極大粒の四倍体ブドウである。糖度は「巨峰」並み、酸含量は「巨峰」よりやや低い。ジベレリン処理により種なし生産が可能である。 キーワー...
要約 カキ(マガキ)の味はその産地の環境や養殖方法によって異なり、その特徴が商品価値に大きく影響する。一方、カキの美味しさは、官能評価に頼られている。宮城県の高品質カキの商品価値を高め、市場での差別...
要約 2005~2016年にかけて石巻湾で行ったカキの浮遊幼生調査および付着稚貝調査結果を取り纏めた。震災前と比べて震災後は、幼生の出現数は少なく、出現期間も短く、特に大型幼生の出現数は著しく少なかった。ま...
要約 石巻湾において、カキなどの餌となる植物プランクトン量とろ水量の収支から適正養殖量を推定した。植物プランクトン量は夏以降減少するのに対し、カキなどのろ水量は成長と水温上昇により逆に増加した。その...
漁家所得の向上と経営安定を目指した養殖漁場の環境収容力に関する研究
要約 良質な二枚貝を持続的に生産できる漁場利用の在り方を漁業関係者に提示することを目的として、岩手県大船渡湾を対象に、カキの成長、漁場の環境や河...
カキ「富有」におけるカキノヘタムシガ第1世代幼虫の防除適期は満開10日後である
要約 カキノヘタムシガの第1世代幼虫がまだカキの芽から果実に移動していない「富有」の満開10日後を防除適期と設定することにより、「富有」の生育状況が平年と相違しても被害を効果的に抑制できる。 キーワード...