要約 花粉を運ぶ昆虫など(送粉者)が日本の農業にもたらしている利益(送粉サービス)の経済価値を推定したところ、2013 年時点で約 4,700 億円(そのうち約 3,300 億円は野生送粉者による)と推定されました。...
シルバーリーフコナジラミに対する殺虫剤散布によるTYLCV媒介抑制効果
要約 エトフェンプロックス乳剤の散布は、TYLCVを保毒したシルバーリーフコナジラミが常に寄生可能な条件でもTYLCVの媒介を抑制できるが、トルフェンピラド乳剤、ピリダベンフロアブル、クロチアニジン水溶剤およ...
近紫外線除去ビニルフィルム下での寄生蜂によるコナジラミ類の防除
要約 近紫外線除去ビニルフィルム下ではオンシツツヤコバチ、サバクツヤコバチの分散行動は抑制される。しかし、寄生率は一般農業用ビニルフィルム下と変わらず、オンシツツヤコバチはオンシツコナジラミを、サバ...
受粉用昆虫マルハナバチは近紫外線除去フィルム被覆下でも利用できる
要約 近紫外線を全く透過させないハウス内でも、一般農ビフィルム下と同様に受粉用昆虫のマルハナバチは受粉活動をする。 背景・ねらい 平成3年12月に試験用として導入されたマルハナバチ(Bombus terrestris)は...
要約 マメハモグリバエ成虫の施設内への侵入抑制のため、目合い1.0mm以下の寒冷紗による開口部被覆及び紫外線カットフィルムの全面被覆は、きわめて効果が高い。また、これらを組合せることにより、さらに効果を...