要約 カイコで開発したマウス細胞死誘導因子Bax(mBax)の過剰発現により任意の組織に細胞死を誘導できるシステムの有効性をマラリア媒介蚊(ハマダラカ)で証...
要約 日本を含む世界各国でミツバチ幼虫から分離されるヨーロッパ腐蛆病菌は、遺伝子配列の類似性から大きく3つのグループに分けることができる。同じタイプの株が、異なる国やミツバチ種から分離されており、ハ...
要約 牛白血病ウイルスの感受性が高い羊に、凍結融解処理した牛白血病陽性牛の初乳から分離した白血球を接種しても、感染が成立しない。牛白血病ウイルス伝播防止対策の一つとして凍結融解した初乳の使用が有効で...
抗プリオンタンパク質モノクローナル抗体の開発と単鎖型抗体の作出
要約 モノクローナル抗体T1およびT2は異常プリオンタンパク質の検出に有用であり、T2は牛海綿状脳症のスクリーニング検査キットや確定診断に活用できる。単鎖型T2抗体はプリオン増殖抑制効果を示し、プリオン病防...
カンショ茎葉サイレージの品質は良好であり黒毛和種繁殖雌牛に利用できる
要約 細断型ロールベーラおよびスタックサイロで調製したカンショ茎葉サイレージの発酵品質は良好である。また、ビートパルプやフスマを添加することにより、発酵品質、可消化養分総量(TDN)、消化性および採食...
要約 「ふじ」および「つがる」の単植園で結実を確保するためには、「ドルゴ」、「メイポール」、「スノードリフト」等の中から開花期の異なる2品種を選択し、ポット大苗等の苗木移植や樹冠頂部への高接ぎによ...
要約 放棄された農耕地や草地等に多頻度に出現するスイバを、放牧牛が採食する頻度は著しく低いが、放牧されたヤギは特異的に選択採食する。 キーワード ヤギ、牛、スイバ、放牧、嗜好性、雑草 背景・ねらい
要約 単為結果性ナス「あのみのり」を防虫ネット被覆ハウス内で栽培すると、ミツバチによる着果管理を行わなくても、露地と比較して可販果収量が増加する。この可販果収量は、普及品種「くろべえ」(ミツバチ放飼...
要約 イチゴの夏秋期施設栽培において、ハダニ類防除に天敵ミヤコカブリダニを放飼し、アザミウマ類の侵入抑制に近紫外線除去フィルムおよび防虫ネットを用いることを核とした防除体系により、化学合成殺虫剤の投...
要約 「Malus baccata 79091」、「Makamik Crab」、「Sentinel Crab」、「M.×atrosanguinea 20004522」、「Redbud Crab」、「Snowdrift Crab」の6品種は、「ふじ」及び「つがる」と交雑親和性が高く、開花期が...
グラウンドカバープランツとしてのイブキジャコウソウによる農地法面の植生管理
要約 イブキジャコウソウは、4月下旬以降の萌芽した枝を挿し穂に用いて容易に繁殖が可能であり、定植当年の秋及び翌年秋の被覆度はそれぞれ約60%、80%と被覆能力が高い。 キーワード グラウンドカバープランツ...
要約 防虫ネット被覆ハウス内では、露地と比較して風速が顕著に低下する。このハウスで夏秋ナスを栽培することにより、傷果、すれ果の発生が軽減され、商品化率、収量が向上する。 キーワード 防虫ネット、気温、...
要約 ヤギはサルに対して関心を示す行動が認められ、サルが出没する農地付近でヤギを放飼することにより、猿害軽減効果が期待できる。 キーワード ヤギ、サル、猿害、放飼 背景・ねらい 本県の中山間地域ではサル...
要約 ハウスビワ栽培で、耕種的防除として開花期から天井部ビニルの被覆を行うと、腐敗果の発生率は慣行栽培に比べ1/4~1/6に低下する。果実腐敗の原因となる各種菌類の出現頻度は園地毎に異なるが、本防除法はい...
セイヨウミツバチを利用した小ナスハウス栽培の着果管理作業の省力化
要約 小ナスハウス栽培において、授粉のために訪花昆虫のセイヨウミツバチを利用することにより、着果管理作業の大幅な省力化が可能となる。収穫物の品質もホルモン処理(慣行)とほぼ同等である。 キーワード セ...
夏秋どりイチゴ栽培での近紫外線除去フィルム被覆は果実の外観を良くする
要約 夏秋どりイチゴ栽培のハウス被覆資材に近紫外線除去フィルムを使用すると、アザミウマ類の食害による被害果が顕著に少なくなるとともに、果実の色が明るく鮮やかになる。 キーワード 夏秋イチゴ、近紫外線除...
要約 夏秋キュウリの有機栽培において、0.4mm目合いの防虫ネット被覆資材を活用すると、生育が促進され、アブラムシの発生が抑制され、収量が多くなる。 キーワード キュウリ、有機栽培、防虫ネット、アブラムシ ...
要約 夏秋どりイチゴ「エラン」の栽培では、ハウスの天井部フィルムを開放してハウス内に遮光資材を展張すると、ハウス内の気温、培地温および葉温が下がり、収量が高い。高設栽培槽に通気性のある資材を用いると...
有人・無人ヘリコプターによる薬剤1回散布でアカヒゲホソミドリカスミカメの防除ができる
要約 有人および無人ヘリコプターでネオニコチノイド剤を出穂期10日後頃に1回散布すると、アカヒゲホソミドリカスミカメによる斑点米被害を極めて少なくできる。 キーワード イネ、アカヒゲホソミドリカスミカメ...
シルバーリーフコナジラミに対する殺虫剤散布によるTYLCV媒介抑制効果
要約 エトフェンプロックス乳剤の散布は、TYLCVを保毒したシルバーリーフコナジラミが常に寄生可能な条件でもTYLCVの媒介を抑制できるが、トルフェンピラド乳剤、ピリダベンフロアブル、クロチアニジン水溶剤およ...