「タカナリ」の脱粒性を改善した中生の多収性水稲新品種「オオナリ」
要約 「オオナリ」は多収性品種「タカナリ」の突然変異系統で、温暖地東部では熟期が"中生の早"に属する粳種である。原品種「タカナリ」に比べて脱粒性が改良されているため、収穫時の収量損失が少なく、粗玄米収...
飼料用・米粉用など多用途に利用できる多収水稲新品種「ミズホチカラ」
要約 「ミズホチカラ」は出穂期が「ニシホマレ」並の中生種で、耐倒伏性が強く粗玄米収量が一般主食用米より約20%多収である。玄米品質・米飯の食味は不良であり主食用には適さないが、飼料米や米粉原料などの加...
要約 短稈で良質多収の偏穂重型品種である水稲「イクヒカリ」は、物質生産や転流に有利な草型をしている。また、根数や根重が大きい。特に、株直下の根群形成が優れている。これらの形態的特性が多収要因のひとつ...
要約 早生、短稈、やや大粒、多収の水稲紫黒米粳系統「奥羽368号」を育成した。用途は、赤飯、黒粥、だんご、寿司等の着色米飯、着色酒のための醸造用原料、等が予定される。 背景・ねらい 紫黒米特性を有する品...
要約 水稲「奥羽344号」は、アミロース含量が9%程度の低アミロース系統で、「トヨニシキ」よりやや早い中生の熟期で、良食味、多収の特徴があり、かつ冷飯の食味も優れる。このため、冷凍米飯等の利用が民間業者...
要約 水稲「北陸142号」はIR2061-214-3/密陽21号の組合せから育成された高アミロースの超多収インド型系統である。「日本晴」より出穂が早い晩生種で、穂発芽難、いもち病、白葉枯病、ツマグロヨコバイに抵抗性...
要約 水稲「北陸142号」はIR2061-214-3/密陽21号の組合せから育成された高アミロースの超多収インド型系統である。「日本晴」より出穂が早い晩生種で、穂発芽難、いもち病、白葉枯病、ツマグロヨコバイに抵抗性が...
成果の内容・特徴