要約 イネ稲こうじ病の発生リスクや耕種概要を総合的に判断した防除計画の作成から、土壌改良資材と薬剤散布適期連絡システムの利用方法、収穫後の病粒除去までの一連の技術体系を作成した。生産者や普及指導機関...
土壌改良資材と薬剤散布適期連絡システムを基本としたイネ稲こうじ病の総合防除技術
背景・ねらい イネ稲こうじ病は近年全国的に多発生しています。本病の病粒が販売種子に混入するとクレームにより返品され、本菌の胞子や色素が玄米に付着すると農産物検査で規格外となります。また、病粒が混入し...
埋土種子の耕種的低減技術を活用した除草剤抵抗性スズメノテッポウの総合防除技術
要約 麦播種前に出芽している個体を非選択性除草剤で防除することで土壌表層の埋土種子が減少し、浅耕播種もしくは不耕起播種するとスズメノテッポウの発生数を低減できる。晩播、大豆との輪作で発生数はさらに減...
中山間水田における害虫総合防除等による高品位野菜生産システム
要約 防虫ネット、天敵、太陽熱処理、簡易天窓設置と送風、有機質資材の合理的施用等により、中山間水田でのアブラナ科野菜等の露地および雨よけハウス栽培において、化学合成殺虫剤80%以上削減、化学肥料50%以上...
要約 コマツナ無農薬ハウス栽培体系の導入は、無農薬栽培コマツナの食害葉率を低下させ、収量を向上させる。その結果、所得は導入前の2.2倍の10a・1作当たり約29万円に、1時間当たり所得は約1,500円に増加し、...
異なるカルシウム濃度条件下におけるトマト青枯病抵抗性の品種・系統間差異
要約 〔要約〕トマト20品種・系統の幼苗の青枯病抵抗性を異なるカルシウム濃度条件下で検定した場合、抵抗性が高い品種・系統では培養液カルシウム濃度が高い条件で抵抗性が顕著に向上する。 キーワード トマト...