要約 土壌・種イモ伝染性で難防除なショウガ青枯病の防除技術体系を開発・確立した。本体系は、病害発生時、圃場対策、種イモ対策の主に3つの場面に分けて、青枯病の診断および汚染程度に応じた防除対策を行う。 ...
要約 アミノ酸の一種であるL-ヒスチジンをトマトの根部に処理することにより、難防除病害である青枯病の発病が抑えられる。L-ヒスチジンは青枯病菌に対す...
土壌病虫害複合抵抗性台木用トウガラシ品種候補、トウガラシ安濃交3号
要約 トウガラシ安濃交3号は、疫病、青枯病、ネコブセンチュウに強度抵抗性を示し、トバモウイルス抵抗性遺伝子としてL3を持ち、穂木...
疫病・青枯病複合抵抗性台木用トウガラシ品種候補、安濃交1号および安濃交2号
要約 トウガラシ安濃交1号と安濃交2号は、疫病と青枯病に強度の抵抗性を有する。トウガラシ安濃交1号はトバモウイルス抵抗性遺伝子(L遺伝子)としてL4を持ち、安濃交2号は持たない。...
透水性改善による熱水土壌消毒と耐病性台木を組み合わせたトマト青枯病の防除
要約 透水性が悪い黒ボク土からなる圃場では、籾殻の大量投入と深耕による透水性改善で熱水土壌消毒の効果が高められ、抵抗性台木との組み合わせにより、トマト青枯病の被害を低減できる。 キーワード 透水性改善...
要約
万願寺トウガラシの青枯病発生施設では、クロルピクリン消毒した施設土壌を培地とし、ポリエチレンシートを用いた簡易な隔離床栽培を行うことにより、青枯病の発生とそれに伴う減収...
疫病、青枯病、PMMoV複合抵抗性台木用品種候補「トウガラシ安濃4号」
要約 「トウガラシ安濃4号」は疫病、青枯病およびPMMoV(P1.2)に対して強度の抵抗性を示す。ピーマンおよびトウガラシ類用台木として利用できる。 キーワード ピーマン、トウガラシ、抵抗性台木、疫病、青枯病...
要約 蒸気散水処理により盛夏期ホウレンソウ栽培で発芽率が向上し、収量が増加する。土壌伝染性病害に対して高い防除効果を示し、雑草の発生も抑制する。土壌表層の養分の多くは一時的に下層部に移動するが、移動...
要約 トマト青枯病およびかいよう病は、病徴と選択培地への罹病茎断面のスタンプにより出現したコロニーにより診断できる。青枯病対策には深耕還元消毒と抵抗性台木の組み合わせが、かいよう病対策には薬剤の茎葉...
万願寺トウガラシの疫病・青枯病複合抵抗性台木「トウガラシ安濃4号」の選定
要約 「トウガラシ安濃4号」は万願寺トウガラシの疫病・青枯病複合抵抗性台木として実用性が高く、有望である。 キーワード トウガラシ、接木栽培、疫病、青枯病、複合抵抗性台木 背景・ねらい 京都府内の万願寺...
傾斜畑地域での夏秋トマト作における平張型傾斜ハウスの導入効果
要約 傾斜畑地域で平張型傾斜ハウスを導入する場合、資材費の初期投資額は約3,000円/㎡であり、簡易雨除け栽培の夏秋トマト作に比較して農薬使用の減少、秀品率の向上、収穫期間の延長による収量・販売額増加、...
要約 雑草であるアメリカフウロの乾燥物を土壌中に混和処理した後、太陽熱土壌消毒あるいは敷きわら被覆と併用することで青枯病を防除することができる。 キーワード アメリカフウロ、ジャガイモ、青枯病 背景・...
要約 ラッカセイ後作のジャガイモでは、青枯病が多発するが、ダイズ後作では青枯病の発生には影響は無く、また、前作の有無にかかわらず、夏場に太陽熱土壌消毒を行うことにより、高い青枯病防除効果を得ることが...
トマトの複葉を用いた増菌法による汚染土壌からの青枯病菌の検出法
要約 青枯病菌汚染土壌の10倍希釈液にトマトの複葉を24時間浸漬した後、トマトの葉柄部分から青枯病菌を選択培地で分離することにより、従来の希釈平板法と比較して土壌の希釈倍率において約100倍程度に検出精度...
傾斜畑地域での夏秋トマト作における平張型傾斜ハウスの導入効果
要約 傾斜畑地域で平張型傾斜ハウスを導入する場合、資材費の初期投資額は約3,000円/㎡であり、簡易雨除け栽培の夏秋トマト作に比較して農薬使用の減少、秀品率の向上、収穫期間の延長による収量・販売額増加、...
要約 パプリカの早熟栽培において「フィエスタ」の台木としては「スケットC」、「伏見甘長」および「スケットK」がよい。「スペシャル」の台木は「伏見甘長」がよい。 キーワード パプリカ、早熟栽培、台木、「フ...
南九州地域におけるパプリカの早熟栽培に適する品種及び播種・定植期
要約 早熟栽培におけるパプリカの大果系品種は、赤色果が「スペシャル」、黄色果では「フィエスタ」が適する。5月から多収を得る播種期は12月中旬、定植期は2月中旬である。 キーワード パプリカ、早熟栽培、品種...
蒸気消毒と散水の併用により地下30cmまで病原糸状菌が殺菌可能
要約 施設内地床の土壌消毒で、蒸気消毒後に1m2当たり50L(毎分約0.5L)の散水を行うことで、地下深くまで効率的に地温を上げることができ、トルコギキョウ茎腐病菌Fusarium avenaceum、白絹病菌Sclerotium rolfsi...
要約 ナス栽培種の台木用固定品種‘台三郎’を育成した。青枯病抵抗性は‘台太郎’より強く、半枯病に対しては同等の強度抵抗性を有する。草勢は‘台太郎’より強く、接ぎ木個体の収量性は‘台太郎’台と同等である。 キ...
要約 6~9月にフスマ1 t / 10 aを作土層に混和後、透明フィルムで被覆し、圃場容水量以上になるよう灌水後、約20日間ハウスを密閉することで土壌が還元消毒され、トマト褐色根腐病及びサツマイモネコブセンチュウ...