要約 「ほしじるし」は中生の多収の粳種で、炊飯米は「コシヒカリ」よりわずかに硬く、粒がしっかりとして良食味である。「とよめき」は早生の極多収の粳種で、炊飯米は硬く、粘りすぎないことから冷凍チャーハン...
要約 「えみだわら」は、温暖地東部では出穂期、成熟期ともに"中"の粳系統で、業務・加工用品種「やまだわら」よりも登熟期間が短い。玄米収量が高く、玄米品質に優れる。炊飯米は粘りが弱いため、業務・加工用と...
要約 「くらのぬし」は、温暖地東部において出穂期が"やや晩"、成熟期が"晩"に属する粳系統で、温暖地東部の主食用品種との作期分散が可能である。粗玄米収量が高く、葉いもちに強いため、飼料用米の低コスト安定...
短稈で耐倒伏性に優れ飼料用米生産に適した水稲新品種候補系統「みなちから」
要約 水稲「みなちから」は、温暖地西部において出穂期は"中生"、成熟期は"やや晩生"に属する縞葉枯病抵抗性の粳系統である。大粒で玄米外観品質が劣り、一般食用品種との識別性がある。短稈で耐倒伏性に優れ、粗...
要約 水稲「とよめき」は温暖地東部における出穂期が早生に属する粳種である。収量性が極めて高く、冷凍米飯などへの加工適性が高く、加工・業務用米としての利用が期待される。 キーワード イネ、加工用米、業務...
「タカナリ」の脱粒性を改善した中生の多収性水稲新品種「オオナリ」
要約 「オオナリ」は多収性品種「タカナリ」の突然変異系統で、温暖地東部では熟期が"中生の早"に属する粳種である。原品種「タカナリ」に比べて脱粒性が改良されているため、収穫時の収量損失が少なく、粗玄米収...
飼料用米、稲発酵粗飼料及び米粉に適する多収水稲品種「モミロマン」
要約 水稲品種「モミロマン」は温暖地東部での出穂期が中生の晩に属する粳種である。直播栽培にも適し、玄米収量やTDN収量が多いことから飼料用水稲として栽培されている。また、米粉麺用にも適し、関東以西での...
極多収で加工・業務用に適した中生水稲新品種候補系統「関東239号」
要約 水稲「関東239号」は温暖地東部における出穂期が中生の早に属する粳種である。収量性が極めて高く、酒造用掛米などの加工用に適するほか、業務用米への利用も期待される。 キーワード イネ、業務用米、酒造...
飼料用・米粉用など多用途に利用できる多収水稲新品種「ミズホチカラ」
要約 「ミズホチカラ」は出穂期が「ニシホマレ」並の中生種で、耐倒伏性が強く粗玄米収量が一般主食用米より約20%多収である。玄米品質・米飯の食味は不良であり主食用には適さないが、飼料米や米粉原料などの加...
要約 愛知式不耕起播種機を用いて、11月下旬から12月上旬に小麦と水稲種子を同じ播種溝へ同時播種する。水稲出芽時には小麦との水分競合によって水稲の夭折が発生し苗立率が低下するため、小麦成熟後期に明きょ通...