被害多発地でもビワ生産を可能にする「ビワキジラミ防除のための総合技術マニュアル」
要約 ビワの新害虫ビワキジラミがまん延した地域においてもビワ生産を可能にするための対策技術を解説するマニュアルである。秋季(開花初期)と春季(袋かけ前)の基幹防除と、夏季(収穫後)の応急防除からなる体系防...
要約 2012年に徳島県の栽培ビワで発生した国内未記録のキジラミ類の一種ビワキジラミは、多化性の新種で、春季に多発生して花芽や果実、新梢の表面にすす病の被害が生じる。 キーワード ビワキジラミ、ビワ、侵入...
要約 パパイアやイチジク属植物を始めとする植物の乳液中にしばしば存在するシステインプロテアーゼは、鱗翅目害虫に対し顕著な殺虫毒性を示す植物の防御タンパク質である。これらの植物の葉の強い毒性は、乳液の...
要約 食品から摂取できる主要カロテノイド6種(α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチン、リコピン)を中心に、51 品目( 145 点)の果実における含有量の品目間差・品種間...
ビワにおけるカメムシ防除資材・農薬のフェロモンを利用した効果評価法
要約 チャバネアオカメムシ集合フェロモンをビワ園内に設置し、果樹カメムシ類の多飛来条件を人為的に作りだすことにより、果樹カメムシ類の少発生年においても、安定的に、果実袋等の防除資材や農薬の防除効果を...
長崎県の露地ビワにおけるベンズイミダゾール系薬剤耐性灰斑病菌の発生状況とその防除対策
要約 露地ビワの果実腐敗の主原因である灰斑病におけるベンズイミダゾール系剤耐性菌の発生は、約50%の圃場でみられ、検定した菌株の約40%が耐性菌株であった。その耐性菌に対してイミノクタジンアルベシル酸塩水...
要約 PCR-RFLP 法を用いて果樹アザミウマ類の種判別方法を確立した。これにより形態によらない、幼虫を含む全ステージでのアザミウマの種判別が可能である。 背景・ねらい
アザミウマ類は一部を除き、体長 2...