ホルクロルフェニュロン添加によるナシ「豊水」の溶液受粉における結実率向上
要約 ニホンナシ「豊水」において、ナシの溶液受粉用の液体増量剤にホルクロルフェニュロン(CPPU)2ppmを添加することによって、溶液受粉による結実率を向上させることができる。 キーワード ニホンナシ、溶液受粉...
要約 キクイムシ類の食入前から食入初期(4月~5月)にかけてニホンナシの主幹部にマラソン・MEP乳剤(200倍、400倍)を2回散布することで、食入の予防と加害の進行防止に高い効果が期待できる。 キーワード 日本ナ...
要約 日本ナシ「新高」では、「新興」、「にっこり」、「鴨梨」等が受粉用品種として適する。全花そうの約半数の花芽の先端を3/4程度切除すると摘果時間が約1/2に短縮でき、受粉に羽毛回転式接触型の人工受粉機を...
要約 ナシ「新高」の袋掛けにおいて、慣行の2回掛け資材を併せ袋として1回掛けにすることにより約50%の省力化となった。また、1回掛けを行う場合の袋掛け時期は、満開後80日頃までに行えば品質上問題ない。熊本県...
「ラ・フランス」より早く出荷できる西洋なし新品種「越さやか」
要約 「バートレット」に「ラ・フランス」を交雑して西洋なし新品種の「越さやか」を育成した。収穫適期は9月下旬で、10月上旬から可食期となる中生品種であり、食味は甘酸に富んで良好である。花芽着生が良く早...
ナシ黒斑病のポリオキシン耐性菌に対する薬剤の連合作用による防除効果
要約 ナシ黒斑病のポリオキシン耐性菌に対し、Gisi et al.の方法で薬剤の連合作用による効果を評価した結果、イミノクタジン酢酸塩・ポリオキシン混合剤では相乗効果が、また有機銅・ポリオキシン混合剤では相加...
ベンジルアミノプリンによる日本なし「豊水」のみつ症発生抑制効果
要約 日本なし「豊水」に対する、満開5日後、100mg/Lベンジルアミノプリンの花器への散布は、果実品質に影響することなく、みつ症の発生を抑制する。 背景・ねらい 日本なし「豊水」は品質の高い品種であるが、商...
要約 ナシ輪紋病菌に対する果実感受性は、果実肥大生長とともに変化し、「幸水」では6月上旬~8月上旬。「豊水」では6月上旬~7月中旬まで高い水準にあり、その後急激に低下した。「幸水」に比べ「豊水」では早い...