ホルクロルフェニュロン添加によるナシ「豊水」の溶液受粉における結実率向上
要約 ニホンナシ「豊水」において、ナシの溶液受粉用の液体増量剤にホルクロルフェニュロン(CPPU)2ppmを添加することによって、溶液受粉による結実率を向上させることができる。 キーワード ニホンナシ、溶液受粉...
要約 市販のドリフト低減ノズルであるDL コーンノズルはドリフトが少なく、強風及びナミハダニの多発条件下を避けることで散布風量600 m3/min条件において実用性がある。 キーワード リンゴ、ドリフト低減ノズル...
在来草種への植生転換と多段テラスによる大規模畦畔法面の省力管理システム
要約 大規模畦畔法面の植生管理システムは、草刈り管理に適した在来草種への植生転換、作業の足場となる多段テラスの造成及び軽労型法面草刈機による草刈り作業の組み合わせで構成される。植生の転換後は草刈り等...
要約 小区画不定形水田の畦畔上を歩行しながら水田内への粒剤散布作業ができる小型で軽量な歩行用散布機である。散布装置は走行部から分離して携帯用の粒剤散布機としても使用できる。 キーワード 中山間地域、...
要約 耕うん同時畝立て施肥播種機を基幹としたエダマメの省力機械化体系は、慣行体系と比較して播種工程で80%、作業全体で56%の省力化率となり、作業負担度が81%減少する。本体系の損益分岐点面積は5.7haと試算さ...
要約 ジノテフラン剤、クロチアニジン剤(粉剤DLおよび液剤、水溶剤)を用いると出穂期10日後頃の1回散布でアカヒゲホソミドリカスミカメの防除が可能である。 キーワード イネ、アカヒゲホソミドリカスミカメ...
要約 ウニコナゾールP液剤を催芽前24時間浸漬処理した種子は、箱当たり乾籾播種量で240gの密播稚苗育苗ができる。移植は田植機の苗掻き取り調整により、慣行と同じ株当たり4~5本で行え、苗箱使用量は慣行育苗に...
要約 平棚整枝では身長に合わせた低樹高化が実現でき、作業の安全性や作業効率が向上する。また、果実肥大や糖度が優れるとともに、果実重のバラツキも小さくなる。 キーワード カキ、「刀根早生」、平棚整枝、軽...
温湯消毒と巻取補助装置を組入れたロングマット水耕苗の育苗・移植体系
要約 水稲ロングマット水耕苗の育苗・移植技術において、温湯消毒法および巻取補助装置を組み入れることにより、育苗から移植までのワンマンオペレーション可能な、環境保全にも配慮した、省力・軽作業の移植栽培...
要約 作業負担の強さや作業の難易度等を作業別に時給単価(仮想労賃)に置き換えて生産者から聞き取ることで、作業負担度の判定・評価ができる。また、この作業別仮想労賃単価をもとに家族労働費を算出すれば、作...
要約 パソコン上で圃場の形状や傾斜に応じて設計支援できる平張型傾斜ハウスを開発した。傾斜地に賦存する斜面風の取り込みに優れ、小型作業機や薬剤散布装置を使用した快適な野菜・花きの周年生産ができる。 キ...
粒剤セル育苗箱処理と液剤高濃度少量散布によるブロッコリー害虫の省力防除技術
要約 粒剤のセル育苗箱処理と液剤の高濃度少量散布により、ブロッコリー害虫の省力防除が可能となる。カルボスルファン粒剤箱処理はアオムシに対する防除効果が高く、エマメクチン安息香酸塩乳剤の高濃度少量散布...
要約 岩手県に適応した水稲ロングマット水耕苗の育苗法における特徴と留意点を明らかにし、「水稲ロングマット水耕苗育苗マニュアル」を作成した。水耕栽培によって得られる苗の草丈及び葉数は、育苗期間における...
背景・ねらい 近年、消費者ニーズの多様化・省農薬指向・環境への負荷低減などから除草剤を使用しない水稲栽培が要望されている。現在利用されている除草法には、歩行型除草機による機械的除草やアイガモ・鯉など...
要約 薬剤散布装置付き全自動移植機を利用すると、定植と同時に植え穴に土壌施用剤を正確に散布できる。また、作業時間は慣行手作業の25%に短縮でき、作業負担は慣行手作業の26%に低減し、作業姿勢も深い前屈姿勢...
要約 開発したレール式自動薬剤散布装置は、ハウス内のレールを懸架走行し、ホースで送られてきた薬液をブームノズルで散布する。本装置は比較的規模の大きい棚田の水平連棟ハウスで使用し、自動往復作業と簡易な...
等高線畝栽培の傾斜ハウスに対応したレール式遠隔操作薬剤散布機
要約 開発したレール式遠隔操作薬剤散布機は、傾斜ハウス内の等高線方向に設置したレールを懸架走行し、ホースで送られてきた薬液をブームノズルで散布する小型軽量機である。脱着・移動は手動で行い、最大30m離...
ペースト肥料用側条施肥田植機を利用したプロペナゾール剤による葉いもち防除
要約 側条用プロベナゾール顆粒水和剤(500g/10a)をペースト肥料と混和し、深さ5~7cmに側条施用すると、同粒剤の水面施用よりも葉いもち防除効果が高く、作業も容易である。 背景・ねらい 病害虫防除では農薬の利...
要約 キャベツ根こぶ病防除薬剤のフルスルファミド粉剤を畝表面に作条施用し土壌と混和する歩行型の作条施用機を2機種開発した。両機種とも薬剤の施用は均一で土壌との混和状態もよく、10アール当たりの作業時間...
要約 平均傾斜度25度のカンキツ園地における園内作業道・小型機械の導入は,慣行体系に比較し46.7時間/10a,35%の省力化を可能にする。また,機械償却費,園内作業道償却費,燃料費などが増加するが,大幅な省力化によ...