タバココナジラミ幼虫が成虫まで発育できる寄主植物はバイオタイプBとQで異なる
要約 タバココナジラミは様々な植物を寄主とするが、バイオタイプBはインゲン(「ケンタッキー101」、「ナガウズラ」、「モロッコ」、「本金時」)では幼虫が羽化するまでに死亡する。しかし、バイオタイプQはこれ...
セイヨウナシ「ル レクチエ」の果実外観不良症状の分類と評価用チャートの開発
要約 「ル レクチエ」で問題となっている果実の外観不良症状を分類し、呼称を統一して、典型的な症例と対策をまとめた「果実外観評価チャート」を作成した。 キーワード セイヨウナシ、ル レクチエ、写真、果実、...
ギ酸カルシウム資材の葉面散布によるナシ「新高」の尻あざ症、裂皮の抑制
要約 ナシ「新高」にギ酸カルシウム資材(CaO:42%)の200倍液を満開20日後と30日後に2回散布するか、 500倍液を満開20日後から10日間隔で5回散布すると、尻あざ症、裂皮の抑制効果がある。 キーワード ナシ、裂...
要約 キャベツすす症(仮称)は、収穫期に結球部の基部周辺の葉がすす状に黒く着色する症状である。発生程度には品種間差異がある。窒素施用量が多いほど、結球重が重いほど本症状の発生程度は高くなる。また、7...
要約 WWW上で公開されている作物の病害虫・生理障害の情報に関する複数のデータベースを一括して検索できる検索エンジンである。検索フレーズあるいはキーワードによる全文検索が可能であり、検索結果として該当...
露地きゅうり栽培におけるべと病及びうどんこ病に対する酸性電解水の防除効果
要約 酸性電解水は、うどんこ病の発病初期には慣行防除に劣るものの発病抑制効果がある。しかし、アルカリ性電解水との近接併用散布は効果が認められない。また、べと病に対しては防除効果が認められない。 キー...
高温期のハウス屋根換気によるチンゲンサイ・コマツナの高品質生産技術
要約 高温期のチンゲンサイおよびコマツナの栽培において、従来の側窓部換気に加え屋根換気を組み合わせて開口部を寒冷紗で被覆すると、 換気が良好となって高温障害が抑制され、害虫の侵入防止にも効果があり、...
「ラ・フランス」より早く出荷できる西洋なし新品種「越さやか」
要約 「バートレット」に「ラ・フランス」を交雑して西洋なし新品種の「越さやか」を育成した。収穫適期は9月下旬で、10月上旬から可食期となる中生品種であり、食味は甘酸に富んで良好である。花芽着生が良く早...
要約 ハクサイ品種T741は、黄芯で品質に優れ、ハクサイ黄化病に対して耐病性を有し、本病の少~中発生条件の圃場では、実用的な防除効果が得られる。 背景・ねらい ハクサイ黄化病は、本県のハクサイ安定生産を図...
要約 ヘアリーベッチのライブマルチは雑草防除面だけでなく、夏場の地温上昇の抑制、土壌の膨軟化、保水性や排水性の向上など土壌の物理性改善にも効果がある。畑作物13品目についてヘアリーベッチのライブマルチ資...
要約 ばれいしょ「根育29号」は疫病圃場抵抗性の極めて強い食用ばれいしょである。疫病無防除栽培においても茎葉の罹病はわずかであり、収量や品質の低下は非常に少ない。またジャガイモシストセンチュウ抵抗性で...