要約 微量の薬剤が網糸に練り込まれている新開発の防虫ネットは、微小害虫に対する忌避効果がある。虫がネットに直接触れると薬剤を感知し、長時間留まり続けることができない。また、目合いは0.75mmであるが、従...
施設野菜類の微小害虫防除に役立つバンカーシートと利用マニュアル
要約 バンカーシートはカブリダニ類にすみか・増殖場所を与え、害虫に対する防除効果を高める天敵増殖資材である。本資材の活用により、イチゴやキュウリ等の施設栽培の野菜類で問題となるハダニ類、アザミウマ類...
ジェネラリストカブリダニ類に対する簡便で精度の高い薬剤感受性検定装置の開発
要約 微小害虫類の有望天敵であるジェネラリストカブリダニ類が好む微生息環境を人工的に再現した薬剤感受性検定装置は、カブリダニ類の装置内への定着が高く、死亡率と産卵数から簡便で精度の高い検定が可能であ...
果樹園に発生する土着ジェネラリストカブリダニ類に悪影響の小さい殺虫剤
要約 果樹園で多く観察される土着天敵ニセラーゴカブリダニ、ミチノクカブリダニ、フツウカブリダニに対して、ジアミド系、IGR系殺虫剤を中心とした殺虫剤9剤と殺ダニ剤3剤、コウズケカブリダニでは殺虫剤7剤と殺...
要約 圃場内外への天敵温存植物の植栽と天敵に悪影響の少ない殺虫剤の選択によって土着天敵の定着や増殖を促すことにより、薬剤抵抗性を発達させて難防除害虫となっているアザミウマ類やハダニ類等を安定的に管理...
紫色LED光で土着天敵ヒメハナカメムシを集め、害虫を減らす技術
要約 波長405nmに発光ピークを持つ紫色LEDを1日3時間照射することにより、アザミウマ等の微小害虫を捕食する土着天敵ヒメハナカメムシを作物上に最大10倍...
要約 防虫ネット被覆ハウス内では、露地と比較して風速が顕著に低下する。このハウスで夏秋ナスを栽培することにより、傷果、すれ果の発生が軽減され、商品化率、収量が向上する。 キーワード 防虫ネット、気温、...
光反射資材を織り込んだ防虫網展張による微小害虫の施設内侵入抑制効果
要約 イチゴ四季成り栽培施設において、光反射資材を織り込んだ防虫網を施設開口部に展張することで、アザミウマ類やアブラムシ類の侵入を抑制できる。 キーワード アザミウマ類、アブラムシ類、イチゴ四季成り栽...
ナミテントウ幼虫の放飼比率とハウス栽培ナスのアブラムシ類の防除効果
要約 ハウス栽培ナスに発生するワタアブラムシ、モモアカアブラムシに、捕食性天敵のナミテントウ2齢幼虫を400:1比率で放飼すれば、1週間以内にアブラムシを絶滅させることができる。 背景・ねらい 施設栽...