要約 播種前に種子重量の1~2%の水を加えてから水稲用育苗箱に詰めて積み重ねることで、簡便かつ大量に、大豆の出芽率ならびに出芽揃いを高めるための種子水分の調整ができる。 背景・ねらい 発芽勢を高めて出芽...
要約 イネ内穎褐変病菌Erwinia ananasは、種籾、イネ刈り株および稲わらで越冬し、これらが主要な第一次伝染源となる。 キーワード イネ内穎褐変病菌、Erwinia ananas、伝染源、種籾、イネ刈り株、稲わら 背景・...
要約 ロングマット苗移植に適するように、苗押えを櫛形にし、苗載せ台の動く範囲を狭くした横送り制限型にすることで、慣行移植栽培並みに欠株発生を少なくした田植機。水稲の省力・軽作業移植栽培体系が可能とな...
要約 移植用シバ苗を早期育成する場合は、無加温ビニールハウス内の高床で3月末から育苗すると5月中旬に移植可能苗は37.5%に達し、5月下旬にはハウス内の高床、地面ともに40%台になる。露地育成では、3月中旬か...
要約 ロングマット苗移植に適するように、苗押えを櫛形にし、苗載せ台の動く範囲を狭くした横送り制限型にすることで、慣行移植栽培並みに欠株発生を少なくした田植機。水稲の省力・軽作業移植栽培体系が可能とな...
飼料イネ移植栽培におけるヒメタイヌビエの生育とイネへの雑草害
要約 飼料イネ移植栽培で発生したヒメタイヌビエの草丈の分布は、「Te-tep」および「Taporuri」では常にイネの草冠内にある。これらの品種では群落内の光量子密度が速く低下し、ヒメタイヌビエの乾物重は「ヒノヒ...
要約 竹炭原姿を条状に埋設、かん水チューブを敷設後、マルチを張った圃場に、セル成型苗を順次定植するホウレンソウの不耕起連続栽培システムを開発した。このシステムにより、ホウレンソウは連作障害の発生もな...
早春まき栽培または防虫ネットでキャベツの殺虫剤散布を省略できる
要約 キャベツ栽培において、4月上旬までの定植(早春まき栽培)ではべたがけとペーパーポット育苗による生育期間の短縮によって、また通常の初夏~夏秋採り栽培では1×1mmの防虫ネットの利用によって、殺虫剤の使...
要約 ロングマット育苗移植技術の現地導入の結果、田植えまでの軽労働化と省力化が確認され、田植補助者には大変好評である。また、初期投資の必要な施設についても、育苗装置の自作など経費の削減と、多回数育苗...
要約 播種後2か月以上育苗したシバポット苗は、苗を直接地面に置き踏みつける移植法(ポット苗直置き移植法)でも、従来の穴を掘る移植法と同等の定着率を得ることができる。穴を掘る必要がないため、移植の作業時...
温湯消毒と巻取補助装置を組入れたロングマット水耕苗の育苗・移植体系
要約 水稲ロングマット水耕苗の育苗・移植技術において、温湯消毒法および巻取補助装置を組み入れることにより、育苗から移植までのワンマンオペレーション可能な、環境保全にも配慮した、省力・軽作業の移植栽培...
要約 露地採苗法より良質な苗を大量に生産でき、かつ、空間採苗法より導入コストが安い。「もみがら採苗法」は、ランナーを乾燥させたもみがら上に水平に伸長させ、かん水により斉一な発根を可能とする、新しい採...
要約 現行の防除体系に沿った農薬使用における米の残留濃度は、出穂直前までの使用であれば概ね検出限界未満となる。また出穂期以降でも使用基準の範囲内で使用した場合の残留量は、最大で残留農薬基準の1/3程度...
観光リンゴ園(わい化栽培)に適したカバークロップの種類と定植方法
要約 観光リンゴ園(わい化栽培)の雑草管理として、カバークロップ「リシマキア」「ヒメイワダレソウ」の利用が適する。カバークロップは水稲用育苗箱を用いてマット状に繁殖させ、不織布のマルチ資材と併用して...
要約 ソリダゴさび病(新称)の病原菌はColeosporium solidaginis Thum.ex Arth.である。さび病菌の夏胞子は15~25℃で良く発芽するが、10℃以下または27.5℃以上では急激に発芽率が低下する。 キーワード ソリダゴ...
晩期水利地帯水稲の不耕起乾田直播栽培での晩播によるノビエ防除効果の向上
要約 岐阜県平坦地の晩期水利地帯における不耕起乾田直播栽培は、播種期を5月15日頃まで遅らせることでノビエの発生を軽減できる。 キーワード 水稲、不耕起乾田直播栽培、播種時期、雑草防除、ノビエ 背景・ねら...
要約 根域のマット化が可能なグランドカバープランツ11種について、効率的生産のためのマット植物栽培マニュアルを作成した。 キーワード マット植物、グランドカバープランツ、栽培マニュアル、用土、施肥 背景...
要約 遺伝子組換えにより作出したグリホサート耐性日本型イネ3系統を用い、環境安全性を評価するため、繁殖性、雑草性、生態系への影響を検討した結果、供試した組換えイネが環境に与える影響は、従来のイネとほ...
要約 水稲ロングマット水耕育苗は、育苗箱相当200g播きで2~3葉苗とする。田植作業においては植付本数は7~8本/株とし、植付深さは3cm程度とする。寒冷地では苗の活着・生育が劣るため、長野県での適応可能地域...
トマト黄化葉巻病の発生の有無に応じた抑制トマト栽培のIPMモデル
要約 抑制栽培トマトの主要害虫に対して、トマト黄化葉巻病(TYLCV)の未発生地域では天敵寄生蜂を、発生地域では選択性殺虫剤を主体としたIPMモデルを策定した。 キーワード トマト黄化葉巻病、TYLCV、天敵寄生...