要約 これまでのスギさし木コンテナ苗生産では、さし木に用いる枝(さし穂)を土にさしつけて、発根後 にコンテナへ移植して生産するという手法が一般的でしたが、さしつけ用の土の準備や発根した穂の 掘取り作業...
要約 有機農業に取り組む生産者等が活用できる、麦作適期除草技術を導入した暖地水田二毛作体系、生物的土壌消毒を導入したホウレンソウ施設栽培体系、不織布浮きがけ法を導入した高冷地露地レタス栽培体系等をわ...
根出し種子による水稲無コーティング種子湛水直播の出芽促進と苗立向上
要約 水稲の無コーティング種子の代かき同時浅層土中播種栽培において、根だけを伸ばした根出し種子を用いることにより、催芽種子に比べて出芽が早くなり、苗立率と初期生育が向上する。 キーワード 水稲、湛水直...
要約 高精度水田用除草機等を活用した除草体系をはじめ水稲の有機栽培管理技術についてわかりやすく解説したマニュアルである。現地実証試験の概要や生産費についても掲載しており、慣行栽培を行っている生産者が...
「タカナリ」の脱粒性を改善した中生の多収性水稲新品種「オオナリ」
要約 「オオナリ」は多収性品種「タカナリ」の突然変異系統で、温暖地東部では熟期が"中生の早"に属する粳種である。原品種「タカナリ」に比べて脱粒性が改良されているため、収穫時の収量損失が少なく、粗玄米収...
基盤整備直後にイブキジャコウソウを栽植被覆する法面管理の経営評価
要約 基盤整備直後の農地法面にイブキジャコウソウを栽植被覆する場合、100m2当たり導入経費(資材費+労働費)は36,779円、作業時間は約48時間である。年間労働時間は、定植3年目以降に慣行を下回り、累積費用...
マルチを利用した播種期前進化による直播エダマメの作期拡大技術
要約 低温期に播種したエダマメは、黒色ポリマルチを利用すれば出芽は安定し旺盛な生育と収量が得られる。また、品種と播種期を組み合わせた段播計画により、4月下旬から6月上旬播種の省力的な直播栽培だけで、...
要約 有機栽培の育苗では、pH上昇を無機硫黄剤の床土施用によって矯正し、有機質肥料の適正施用により、慣行並みの苗形質を確保する。除草機の作用深度を4cmとして3回除草を行い、雑草の乾物量を7g/㎡以下とし、...
キーワード 水稲、減農薬・減化学肥料栽培、栽植密度、トビイロウンカ 背景・ねらい 福岡県では、消費者の安全・安心志向に対応するため、減農薬・減化学肥料栽培の認証制度を制定し、米の認証基準(化学肥料由来...
要約 マイクロチューバーによる種馬鈴しょ栽培において、直播栽培では0.5g以上のサイズが、紙筒移植栽培では0.1~0.5gの小さなサイズが利用できる。密植栽培で枯凋期が早まり、種いも規格収量、種いも個数とも...
早春まき栽培または防虫ネットでキャベツの殺虫剤散布を省略できる
要約 キャベツ栽培において、4月上旬までの定植(早春まき栽培)ではべたがけとペーパーポット育苗による生育期間の短縮によって、また通常の初夏~夏秋採り栽培では1×1mmの防虫ネットの利用によって、殺虫剤の使...
要約 竹炭原姿を条状に埋設、かん水チューブを敷設後、マルチを張った圃場に、セル成型苗を順次定植するホウレンソウの不耕起連続栽培システムを開発した。このシステムにより、ホウレンソウは連作障害の発生もな...
要約 水田雑草の発生パターンは簡易有効積算温度により予測が可能で、雑草発生量が 50%~70%に達する 6 月第 1 半旬に 2 回目の代かきを行うと除草効果が得られる。2 回代 かきと成分除草剤を組み合わせ...
晩期水利地帯水稲の不耕起乾田直播栽培での晩播によるノビエ防除効果の向上
要約 岐阜県平坦地の晩期水利地帯における不耕起乾田直播栽培は、播種期を5月15日頃まで遅らせることでノビエの発生を軽減できる。 キーワード 水稲、不耕起乾田直播栽培、播種時期、雑草防除、ノビエ 背景・ねら...
トマト黄化葉巻病の発生の有無に応じた抑制トマト栽培のIPMモデル
要約 抑制栽培トマトの主要害虫に対して、トマト黄化葉巻病(TYLCV)の未発生地域では天敵寄生蜂を、発生地域では選択性殺虫剤を主体としたIPMモデルを策定した。 キーワード トマト黄化葉巻病、TYLCV、天敵寄生...
被覆シートと有用植物等の植栽を組み合わせた畦畔、法面管理法の経済性
要約 耐久性の高いシートとハーブ類や地被植物を組み合わせた畦畔、法面の管理法は、初年度の労働時間が約77時間/100m2 、コストは約10万円/100m2 である。植栽後は長期間にわたる防草効果と景観の向上が期待で...
要約 マルチ被覆と地被植物植栽を組み合わせた大規模畦畔管理技術において、今後、定植後の除草が不要となる技術に改善する場合、定植資材費が5,652円/a未満の増加あるいは定植労働時間が1.9時間/a未満の増加であ...
要約 刈払いによる除草管理が困難な大規模畦畔において、土壌流亡と雑草の発生を抑制するマルチで法面を被覆し、景観形成効果の高いシバザクラのセル苗を植栽することによって省力的に管理することができる。 キ...
要約 既存の法面において、除草剤散布後にセンチピードグラス(暖地型シバ草)をセル苗で移植し、1年目に数回の草刈りを行うと、2年目以降は除草剤のスポット処理を中心とした省力管理が可能な植生に転換できる。...
要約 高温乾燥に強いイワダレソウをイネ育苗箱でマット状に育苗し、雑草を除草剤で枯らした既存法面に1枚/m2割合で張りつけると、3か月で全面を緑化することができる。 背景・ねらい 畦畔の除草労力を軽減し、...