萌芽性に優れ株出し多収なサトウキビ品種「はるのおうぎ」の普及
背景・ねらい 鹿児島県でサトウキビ生産が行われている熊毛・大島地域では株出し栽培が最も多い作型で約7割を占めている。主力品種である「NiF8」は耐病性に優れ、収量が安定していたが、近年、収穫の機械化が進...
高バイオマス量サトウキビを高能率に収穫できる小型ケーンハーベスター
要約 刈取ったサトウキビをチョッピングカッタで把持しながら掻込み裁断する機構を備える小型ケーンハーベスターである。エタノール原料利用に開発された茎数の多い高バイオマス量サトウキビを精度良く、かつ毎時...
要約 新たに開発したサトウキビ梢頭部回収機は、立毛のサトウキビ梢頭部を刈り取り、細断、収納する自走式の作業機で、トラッシュとして原料に混入していたサトウキビ梢頭部を飼料として利用できる。作業能率は1...
間作バレイショを自走式ポテトハーベスタで収穫するためのサトウキビ(夏植+春植補充)栽培法
要約 間作バレイショを自走式ポテトハーベスタで収穫するために、夏植サトウキビの畦間を240cmに広げて間作栽培を行う。間作バレイショを収穫した跡にサトウキビを春植することで、サトウキビの収量を補え、特に...
要約 ビレット式プランタで用いるさい断(二節)苗の発芽率は、刈り置き3日以上で大きく低下するが、全茎式プランタで用いる全茎苗では1週間程度の刈り置きでも大きな低下はなく維持することができる。そのため、...
サトウキビ畑の減耕起更新法(春植)および不耕起管理法(株出)による土砂流出防止
要約 減耕起更新法を春植で機械収穫後のうね間に行うと、旧株の萌芽茎による被度の急速な増加によって、土砂流出が抑制される。また、不耕起管理法を全層破砕機を利用して株出で行うと、表面の作物残渣が残って土...
サトウキビ畑における除草剤の植溝または株元散布による効率的雑草防除
要約 サトウキビ畑の雑草は、除草剤の植溝または株元散布と中耕・培土との併用により効率的に防除できるとともに、環境負荷軽減が図られる。 背景・ねらい サトウキビ作は、機械化による規模拡大が図られているが...
要約 さとうきび「RK85-1049」は宮古島の現地選抜において育成・選抜された。収量は、 植付後の発芽性や伸長性が良好のために多収である。茎が直立性で茎の揃いが良、易脱葉性あり、機械化一貫作業体系が図り易い...
要約 さとうきび系統「RF84-106」は、発芽が良好、茎数はやや少ないが、茎は太く直立か斜立型であり、耐倒伏性を備えた偏茎重型である。品質は特に高く脱葉性がやや良、植付から収穫までの機械化一貫作業に適する...