国内新規のアルボウイルスの性状解明とRT-PCRによる検出法の開発
要約 近年、国内への侵入を繰り返し、牛の異常産との関連が疑われるサシュペリウイルスとシャモンダウイルスを、RT-PCRにより高感度に検出することができる。これらのウイルスは、欧州に出現した新興ウイルス(シ...
抗プリオンタンパク質モノクローナル抗体の開発と単鎖型抗体の作出
要約 モノクローナル抗体T1およびT2は異常プリオンタンパク質の検出に有用であり、T2は牛海綿状脳症のスクリーニング検査キットや確定診断に活用できる。単鎖型T2抗体はプリオン増殖抑制効果を示し、プリオン病防...
口蹄疫ウイルスO/JPN/2000株にはマウスに対する病原性の異なるウイルスが混在する
要約 2000年に日本で分離された口蹄疫ウイルスO/JPN/2000株には培養細胞において著しく小さいプラックを形成するウイルスが存在する。このタイプのウイルスは乳飲みマウスに対する病原性が極めて低い。 キーワ...
要約 VA菌根菌の宿主作物を前作物として栽培すると、後作のダイズ栽培ではVA菌根菌の感染率が増加する。その結果、ダイズのリン酸吸収が促進されて、5~10 kg P2O5/10aのリン酸減肥が可能となる。 キーワード VA...
抗ウシCD2モノクローナル抗体を用いたウシ早期妊娠因子の検出
要約 市販の抗ウシCD2モノクローナル抗体を用いたロゼット抑制試験によりウシ早期妊娠因子を検出する方法を開発した。この方法により妊娠および非妊娠を排卵後24時間から判別できることが明らかとなった。 要約...