要約 圃場等の体積含水率のモニタリング結果に基づき、降雨イベントによる体積含水率の上昇幅に対する体積含水率の減少割合を解析し、基準となる水分量の減少に要する時間を算出することで、圃場排水性を評価する...
要約 中山間水田の耕作放棄の進行が流域スケールの短期流出特性に及ぼす変化を、分布型の流出モデルで評価する手法である。この流出モデルに耕作放棄に伴う水田の物理特性の変化を反映させることで、中山間水田が...
要約 黒ボク水田土壌のケイ酸供給力評価法として、中性リン酸緩衝液抽出法が適用可能である。ただし、黒ボク土とそれ以外の土壌のケイ酸供給力を比較することはできない。 背景・ねらい 山形県最上・北村山地域の...
要約 豪雨による法面崩壊が原因で生じた棚田の崩壊規模の大きさは、水田面積の規模に依存するとともに、水田面積比率と平均勾配を基軸として複数の属性を加えた水田団地スケールのマクロな立地条件因子によって分...
要約 CVMを適用することにより,中山間地域における農業・農村の公益的機能に対する一般市民の支払意志額は,1世帯当たり年間75,272円となる。また,総評価額は年間3兆4,743億円と推計される。 背景・ねらい 中...
要約 中山間地域の耕境判定は、農業生産・定住条件・国土環境保全の3つの視点から行う必要がある。そこで、3つの視点からの総合的耕境判定手法の指標体系を提示するとともに、耕境判定のための定住条件の評価手法...
要約 環境保全に対して積極的立場と消極的立場の人がいるため,中山間地保全のためのオプション価格を,正の支払意志額はもちろん負の支払意志額(補償受容額)をも同時に推計できるコンティンジェント評価法を開...
要約 農林地の洪水防止機能は、管理・耕作の放棄による治水計画上の流出量等の変化で評価される。森林地、中山間地の棚田域には防止機能が、低平水田域には大きな貯留機能があることを示し、洪水防止機能向上のた...
要約 農林業の持つ環境保全機能の総合的分級・評価に必要なデータを地理情報システム上に構築し、管理水準を考慮した土地利用区分一単位毎に評価を行い、等高線や土地利用区分等の地理情報と共に出力・作図する...
環境便益の評価に関するサーベイ――公益的機能を中心として――
要約 農業・農村の有する外部経済に関する経済学的評価手法の現状と課題について検討し、現在までの到達水準と今後の課題を明らかにした。 背景・ねらい 農林業・農林地のもつ多面的機能の重要性が主張されて久し...