要約 ラピッドビスコアナライザーの測定容器(RVA缶)を用いて炊飯から物性測定までを行う炊飯米物性評価法である。物性測定容器を用いて炊飯することで5 gと少量の精白米で一日に最大50点程度の炊飯米物性が評価可...
要約 施肥前の水田作土土壌を使って水稲を14日間栽培して、水稲幼植物の放射性セシウム濃度を測定することにより、カリウムを施用せずに栽培した場合の玄米の放射性セシウム濃度を推定することができる。 キーワ...
要約 水田を利用するサギ類とその餌生物を新たに指標化することで、2012年度マニュアルより簡易に調査できるだけでなく、包括的に水田生態系全体の生物多様性を評価できる。 キーワード 生物多様性、水田、環境保...
将来の豪雨強大化に対応した水利施設計画・管理のための水稲被害リスク評価法
要約 気候変動による豪雨の強大化が低平農地域の水稲生産に与えるリスクを評価する手法である。複数の気候シナリオの特徴を反映させて作成した多数の豪雨群を用いるため被害量や金額を統計的に評価でき、新たな排...
ハイパースペクトルリモートセンシングによる作物特性評価法とその水稲生育診断・収穫管理への応用
要約 ハイパースペクトルリモートセンシングによって植物の生理生態・生育情報を広域かつ迅速に評価するための汎用的解析法を確立し、水稲の施肥診断に重要な群落窒素含有量および収穫管理に重要な玄米タンパク含...
要約 炊飯米の良質性を評価するための炊飯米に含まれる呈味成分評価法、弾力性試験法および外観試験法である。従来の品質データに加えて、炊飯米の呈味性、物理特性および外観品質に関する客観的評価・比較のため...
要約 水生生物に対する農薬の毒性の生物種毎のバラツキや、農薬の河川水中濃度の地域的なバラツキを解析し、農薬による環境リスクの大きさを計算するための確率論的評価手法を確立しました。本研究は効率的なリス...
老化性および簡易アミロース含量測定による高品位米選抜のための食味検定法
要約 北海道米の良食味品種の食味は向上したが、米飯テクスチャーが適正で、アミロースやタンパク質含有率の年次変動の少ないことが求められる。米飯の老化性とアミロース含量の簡易・省力測定法を用いた米の食味...
GISと表計算ソフトを組み合わせた窒素流達負荷量のモデル評価法
要約 GISと表計算ソフトを組み合わせることにより琵琶湖流域内の窒素流達負荷量を簡易に評価できる。本法により水田、転換畑、市街地、事業所、畜舎、山林などが混在した流域における水田からの河川排出負荷量や...
要約 パン用小麦品種「ニシノカオリ」において、「25~30日タイプ」の被覆尿素50%配合の複合肥料を慣行施肥体系(開花期追肥施用)と窒素同量、基肥施用することにより、収量、子実タンパク質含有率は慣行と同程...
要約 土壌を650℃、1.5時間処理することによる重量減少率(強熱減量)から、田畑輪換土壌の湛水培養窒素量を推定することができる。黒色火山性土や腐植含量の多い褐色低地土では強熱減量から250℃、1時間処理に...
0.01M CaCl2上澄液法を基準とした水田土壌可給態ケイ酸の評価法
要約 風乾土1gに対し0.01M CaCl2 水溶液40mlを加え30℃,21日間培養の上澄液法は,稲体吸収量に近い量のケイ酸が溶出し,成熟期の茎葉ケイ酸含有率を評価する上で最も優れている。1時間振とうの溶出ケイ酸は上澄...
要約 測色色差計で測定した玄米の黄色度から餅の白さを評価でき、少量の試料で餅白度 の高い水稲糯系統の選抜が可能である。 キーワード イネ、測色色差計、黄色度、少量、餅白度、水稲糯系統、選抜 背景・ねら...
要約 黒ボク水田土壌のケイ酸供給力評価法として、中性リン酸緩衝液抽出法が適用可能である。ただし、黒ボク土とそれ以外の土壌のケイ酸供給力を比較することはできない。 背景・ねらい 山形県最上・北村山地域の...
要約 岩手県における病害虫被害発生地域は、多変量解析手法により、病害の発生特徴から7グループに分類される。主要害虫の被害発生には地域性は認められない。また、グループ間で被害発生リスクに差が見られるの...
要約 育苗培土のケイ酸供給力は、24時間たん水培養によるケイ酸溶出量によって評価する.また、苗のケイ酸含有率5%以上となるシリカゲル適正施用量はケイ酸溶出量ごとに定める. キーワード 育苗培土、ケイ酸供...
要約 稲株引抜き抵抗測定装置による直播水稲における耐倒伏性の簡易診断法として、従来の押倒し抵抗値と引抜き抵抗値との間に1%水準で有意な正の相関を認めた。また、引抜き抵抗値は、倒伏に関連する穂数、地上部...
要約 複数の株モデルで構成され、条間・株間情報を含んだテンプレートを作成し、圃場画像とのテンプレートマッチングを行うシンプルな方法で、車両の影や太陽光の反射などのノイズの影響を抑えながら、移植水稲の...
pH6.2のリン酸緩衝液抽出による水田土壌の可給態ケイ酸の簡易評価法
要約 pH6.2のリン酸緩衝液を使用する抽出法により、黒ボク土を除く水田土壌の可給態ケイ酸を評価できる。この方法は、従来の評価法である酢酸緩衝液法と異なり、ケイ酸質資材の施用による過大評価の問題が無く、...
要約 水稲群落内でのコナギの乾物重は、移植後約22~63日の平均相対光量子量と有意な相関関係があり、相対光量子量を平均する期間は7日程度(移植後29~35日)まで短縮できる。また、水稲は、コナギの移植64日後...