要約 圃場等の体積含水率のモニタリング結果に基づき、降雨イベントによる体積含水率の上昇幅に対する体積含水率の減少割合を解析し、基準となる水分量の減少に要する時間を算出することで、圃場排水性を評価する...
要約 施肥前の水田作土土壌を使って水稲を14日間栽培して、水稲幼植物の放射性セシウム濃度を測定することにより、カリウムを施用せずに栽培した場合の玄米の放射性セシウム濃度を推定することができる。 キーワ...
要約 水田を利用するサギ類とその餌生物を新たに指標化することで、2012年度マニュアルより簡易に調査できるだけでなく、包括的に水田生態系全体の生物多様性を評価できる。 キーワード 生物多様性、水田、環境保...
将来の豪雨強大化に対応した水利施設計画・管理のための水稲被害リスク評価法
要約 気候変動による豪雨の強大化が低平農地域の水稲生産に与えるリスクを評価する手法である。複数の気候シナリオの特徴を反映させて作成した多数の豪雨群を用いるため被害量や金額を統計的に評価でき、新たな排...
環境保全型農業の取り組み効果を示す農業に有用な生物多様性指標
要約 [ポイント]
要約 地域の自然条件、農業水利用の多様性を考慮した農業水利用に対する気候変動の全国影響評価マップである。本マップで各地域の脆弱性を把握し影響の大きい流域を抽出することで、流域単位の詳細なモデリングに...
要約 家庭用オーブンによる土壌の乾熱処理、不振とう水抽出、市販の測定キットを用いた抽出液のCOD測定により、高額な機器を使用することなく可給態窒素を普及指導機関等でも1日で簡易に評価できる。 キーワード ...
絶乾土水振とう抽出有機態炭素量による水田風乾土可給態窒素の迅速評価
要約 絶乾土から水振とうで抽出された有機態炭素量を測定することにより、標準法である風乾土30°C4週間湛水培養による可給態窒素量を迅速評価できる。 キーワード 水田土壌、可給態窒素、有機態炭素量、風乾...
要約 わが国の河川生態系の一次生産者として優占する付着藻類の代表種5種を選定し、農薬の毒性試験を効率的に行うための新たな試験法を開発するとともに、詳細をマニュアルにまとめて公開しました。 背景・ねらい...
要約 アフリカの農家圃場ではケイ素欠乏値を示すイネが広範にみられ、土壌のケイ酸供給力不足、不安定な水条件をもつ稲作生態系、および窒素施用量の増加を要因として、ケイ素欠乏のリスクが高まる。 キーワード ...
要約 中山間水田の耕作放棄の進行が流域スケールの短期流出特性に及ぼす変化を、分布型の流出モデルで評価する手法である。この流出モデルに耕作放棄に伴う水田の物理特性の変化を反映させることで、中山間水田が...
畑土壌中リン酸の不振とう水抽出法に基づく施設キュウリのリン酸減肥
要約 不振とう水抽出法によって土壌から1.00 mg P2O5 / 100g風乾細土を超える水溶性リン酸が抽出される施設キュウリ栽培圃場においては、基肥無リン酸栽培が可能である。 キーワード 施設...
地球温暖化緩和策となる有機質暗渠疎水材による炭素貯留技術の評価
要約 有機質暗渠疎水材による炭素貯留量は、15年後の疎水材の炭素残存量から暗渠施工時と暗渠施工圃場からの温室効果ガス排出量を差し引き算定する。疎水材による炭素貯留量は、北海道で木材チップの場合に0.45tC...
稲発酵粗飼料調製における添加乳酸菌の菌株依存的な発酵品質改善効果
要約 乳酸菌Lactobacillus plantarum subsp. plantarumは、同亜種であっても菌株レベルで表現・遺伝子型が異なる。稲発酵粗飼料調製時、同亜種異株のLactobacillus plantarum subsp. plantarum...
関東北部の水田における環境保全型農業が生物多様性に及ぼす効果を表す指標生物と評価法
要約 関東北部地域の水田において、環境保全型農業が生物多様性に及ぼす効果を評価するために、5種類の指標生物(アシナガグモ類、コモリグモ類、トンボ類、カエル類、水生コウチュウ・水生カメムシ類)を選定し...
要約 畑土壌の可給態窒素の判定法において、COD測定用試薬セットと簡易吸光度計を併用することにより、目視によらず、きめ細かに数値把握することができる。 キーワード 可給態窒素、簡易測定、COD測定用試薬セッ...
バイオマス活用のライフサイクルでの経済性・エネルギー収支の評価法
要約 市町村等のバイオマス活用推進計画と計画前の現状をシナリオとして表し、バイオマス活用の各段階における経済性(コストと収入)、エネルギー収支(エネルギーの消費と生産)をライフサイクルを通して算出して比...
要約 土壌試料を薄層にすることにより、振とうを行わなくても畑土壌中の水溶性リン酸を抽出することができる。その抽出液は、リン酸簡易測定キット並びに簡易吸光度計を用いて、一定の精度を保ちつつ、安全、簡便...
要約 出穂期を指標に体内時計のイネ突然変異体を単離同定し、実験室環境ではなく実際に圃場に栽培して、全遺伝子発現解析、一次代謝産物・二次代謝産物解析、光合成能力解析、収量性関連形質解析を行い、作物の体...
要約 各種の農地水利用過程を考慮した分布型水循環モデルおよび全球気候モデル出力を利用した農業用水や農業用施設に対する定量的な温暖化影響評価法である。ダウンスケールとバイアス補正を行った気候値を利用す...