タイトル | 焼酎醸造特性が優れ大粒で多収の二条大麦新品種「煌二条」 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 1991~2007 |
研究担当者 |
河田尚之 小田俊介 八田浩一 藤田雅也 久保堅司 土井芳憲 田谷省三 佐々木昭博 塔野岡卓司 堤 忠宏 関 昌子 波多野哲也 平 将人 谷口義則 |
発行年度 | 2007 |
要約 | 二条大麦新品種「煌二条」は、焼酎醸造適性が良く焼酎の酒質に特徴があり優れる。千粒重と整粒歩合が大きく整粒収量が高い。オオムギ縞萎縮病ウイルスのⅠ、Ⅲ型系統に強く、穂発芽性が難である。 |
キーワード | 二条オオムギ、新品種、焼酎醸造適性、大粒、多収 |
背景・ねらい | 大麦の需要拡大に伴い、焼酎用二条大麦についても供給不足によるミスマッチを招いている。また、九州の焼酎醸造会社では、特徴のある商品開発や焼酎原料の確保のため、新たな焼酎用二条大麦品種の開発と、大麦主産地である北部九州での生産拡大を要望している。 そこで、既存品種の「ニシノチカラ」等と比較して、近年発生が拡大しているオオムギ縞萎縮病ウイルスIII型系統に強く、焼酎醸造適性や収量性が同等以上の二条大麦品種を育成する。 |
成果の内容・特徴 | 二条大麦新品種「煌二条」は、多収、短稈、良質、縞萎縮病抵抗性を育種目標として、1991年度に「西海皮48号/羽系89-63」の交配を行い、派生系統育種法により選抜固定を図り育成した焼酎醸造用二条大麦品種である。「ニシノチカラ」と比較して、次のような特徴がある(表1)。
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | 病害虫 育種 萎縮病 うどんこ病 大麦 需要拡大 新品種 生産拡大 抵抗性 播種 品種 防除 |