摘要 Paenibacilis sp. 598株由来の環状糖合成酵素(PsCITase)とデキストラン・グルカナーゼ(DGase)の結晶構造を新たに決定し、DGaseの触媒アミノ酸を特定した。また、PsCITaseの分子デザインでは環状イソ...
酵素合成イソマルトメガロ糖の物性解明と機能性ナノ材料への展開
摘要 環状及び直鎖イソマルトメガロ糖について、重合度7から10の単一重合度標品をODSカラムによりグラムスケールで迅速簡便に調製する方法を確立した。また、環状および直鎖メガロ糖の物性を明らかにした。有用...
インシリコスクリーニングを用いた生分解性ナノ粒子固定化ペプチドの創出
摘要 Th1型免疫応答を誘導するGag領域のp12-4ペプチドを炭酸アパタイトに内包してマウスを免疫したところ、p12-4特異的なCD4陽性T細胞の増殖が起こり、免疫に対する有効性を認めた。中間評価ヒアリングでの指摘に...
摘要 生後2~3ヶ月齢のホルスタイン牛に持続性リンパ球増多症(PL)牛の全血1Lから精製した白血球を血中投与したところ、BLV感染が成立し、投与後約1ヶ月でリンパ球数の増加が認められた。このことから、BLV感...
高脂質含量稲品種のゲノム育種のための分子マーカー及び育種素材の開発
摘要 ミズホチカラのMNU処理で得た巨大胚変異の固定系統を得るとともに、北陸193号のMNU処理で巨大胚変異を得た。開発した近赤外による微量分析法で胚乳変異系統のTAG含量測定し、幅広い変異を認めた。米油合...
低リパーゼ活性稲品種のゲノム育種のための分子マーカー及び育種素材の開発
摘要 米のトリアシルグリセロール(TAG)リパーゼ活性が低下したイネ作出のために、TAGリパーゼを精製し、遺伝子の固定を試み、全TAGリパーゼ活性の8割に関与するTAGリパーゼ遺伝子候補を絞り込んだ。低リパーゼ...
品質特性のミクロアッセイ法及び品種特性を生かすための加工・利用技術の開発
摘要 品質・特性のミクロアッセイ法の開発では、糊粉層のTAG/リン脂質(PL)比を算出した。近赤外分光法による米一粒のTAG非破壊分析法を開発し、特許出願した。この方法を用いて531品種から高含油品種の選別...
摘要 LC/MSを用いて玄米粗脂質中の植物ステロール、γ-オリザノール等の分子種を同時分析できる条件及び定性条件を見出し、定性及び定量が可能なことを確認した。本法での玄米分析から、ターゲット分子を構成する...
摘要 新潟産のコシヒカリ、北陸193号、北陸244号、岡山県産はいいぶき、茨城県産PLD-B2F4のアミログラムの最終粘度/最高粘度の値は0.91~1.19となり、全ての米が膨化性の観点から米菓製造適性が高...
摘要 圧搾米油製造法については、原料や精製条件を変更した調製品を作成し、酸化安定性の良い圧搾米油を作成した。また、小型搾油機での搾油条件を見出し、品種毎の圧搾原油分析・評価を行うことが可能となった。...
Digital PCRを用いた1塩基多型解析系の開発に関する研究
摘要 6,000個の候補となるSNP座から、BioMarkを使用したKASP法により連鎖地図上にSNPのマッピングを行い、SNPの連鎖解析系が実際に機能することを確認した。また、個体の鰓と表皮のハダムシ抵抗性に関与する遺伝...
高度環境制御による省エネルギー型シイタケ菌床栽培システムの複合的開発
摘要 (1)培養・休養・発生工程の各施設での空調の使用電力量及び加温機の灯油使用量を測定し、全熱交換型換気装置を省エネ運転制御したときの効果を調べる。外気温の違いによって省エネの効率は変化すると考え...
高級ブドウ新品種「シャインマスカット」の果皮褐変障害防止技術の開発と普及
摘要 (1)ポリフェノール含量と褐変障害の発生との関連を明らかにするため、褐変発生果粒の果皮と健全果粒の果皮について調査した結果、褐変発生果粒のサンプルのみからポリフェノール成分が分解されて生成され...
亜臨界水反応による生ごみを原料とした機能性堆肥及び培土の製造
摘要 (1)コンビニ弁当製造工場から排出される動植物性残渣、パン・ケーキ屑を対象にフジムラインベント(株)の試験機を用いて、温度160℃、180℃、200℃にて分解実験をおこなう。また、?の改善を行うため、“エスカ...
副生グリセリンを活用する暖房機を組み合わせた秋冬期の寒冷地省エネ花き生産技術確立
摘要 (1)平成22年度の燃焼試験において明らかになった問題点を改良する。具体的には上記達成目標で記載した(1)灯油燃焼部分のバーナを改良して既存の暖房機の灯油消費量と同等に近づける(2)煙突構造を見直して...
摘要 (1)40Pと6Pの2種類の永久磁石式発電機について基本特性を測定する。発電機と水車を組み合わせて運転制御試験を行い、運転制御方式の研究する。制御試験に対応する制御器の設計製作を行う。(2)ワイド...
高保温性能で暖房燃料使用量を大幅に削減する次世代型パイプハウスの開発
摘要 (1)開発・試作した熱貫流率測定装置により、被覆資材の断熱性能を評価する。開発した熱貫流率測定装置は、天空放射を模した冷却板を装備することで、放射熱交換環境を作出することができ、屋外環境を模し...
加温機排気中のCO2の効率的回収貯留システムとその園芸作物への活用技術の開発
摘要 (1)デシカント除湿後の空気の露点温度の値に基づき、CO2回収・貯留評価装置により水蒸気の影響について実際の検討を行い、回収・濃縮における最適な材料を選択する。またさらなるコストダウンに向け、水...
未利用稲わらと汚泥の一括バイオガス化技術を核とした稲わらの階層的エネルギー利用システムの実装
摘要 (1)地元自治体と連携し、本事業に協力可能な農家の協力とともに自脱コンバインによる稲わら収集・運搬作業を実施し、各収集・運搬工程の作業効率に関する情報を調査する。一方で下水道事業者の協力を得て...
摘要 (1)安価に成形できる注入成形法を適用しタービンの成形を実施するためコストを試算した。一方、発電部は回転力を電動モーターとし発電機のトルク、発電量を計測し効率の高い発電機により、目標以下となる...