多様な地域の飼料生産基盤を最大限活用出来る飼料作物品種の育成
摘要 【目的】耐倒伏性と混播適性に優れるチモシー中生系統の諸特性を明らかにし、品種化を図る。耐倒伏性と葉枯性病害抵抗性に優れるアルファルファ早生系統の品種化に資するため、北海道内各地における適応性な...
摘要 評価試験の結果、「北交62号」は“早生の早”の熟期で、トウモロコシの栽培限界地帯である根釧地域において、同熟期の普及品種「エマ」より乾物収量が6%高く、乾雌穂重割合が9%高いこと、初期生育、すす紋病...
摘要 i)オーチャードグラス早生系統「北海29号」は標準品種「ワセミドリ」より収量性が並かやや優れ、1番草と4番草は多収である。越冬性や早春の草勢に優れ、早春から晩秋まで利用が可能であることが明らかに...
摘要 目的:寒地・寒冷地(北海道及び東北地方)向けの安定多収な新品種を育成する。成績の概要: 早生系統の育成:耐倒伏性選抜2サイクル目の基礎集団の4年目個体から、5母系14個体を選抜。15多収系統を生産力検...
摘要 チモシー主体草地の維持に有効な、適度な競合力のアカクローバ系統を選定するため、「ホクセキ」よりやや晩生あるいは2番草の再生が穏やかな4系統を供試し、北海道内5場所において地域適応性検定、根釧の...
摘要 シロクローバ新品種開発のため有用な育種資源を国内外より収集導入し特性評価を行う。9年度は寒冷地域の北欧・東欧を中心に耐寒性に優れる20遺伝資源について利用2年目の1~3次特性を評価した。2年目...
シロクローバ優良耐寒性遺伝子型の窒素固定機能の解明に関する研究
摘要 多様な栽培環境に適し窒素固定機能の高いシロクローバ品種開発のため,同機能の変異を明らかにし優良遺伝子型を作出する。同時に,窒素固定機能と耐寒性との関係解明を行う。8年度は極寒冷地のエストニア国産,...
摘要 寒地・寒冷地に適する収量性、耐病性、耐寒性、永続性などに優れる品種を目標に育成を進めてきた。1983年には「キタワカバ」を育成、登録した。わが国寒地・寒冷地向き品種の第1号であり、「キタワカバ...
アルファルファ育成系統の系統適応性検定試験および特性検定試験(190)
摘要 アルファルファ育成系統「月系1号」から「月系6号」の系統適応性検定試験と特性検定試験を北海道内5場所、本州の4場所にて行った。5年度は4年目で最終年度に当たる。6系統の中から「月系1号」と「月...
摘要 オーチャードグラスは、チモシーとともに北海道における基幹イネ科草種であるが、道東地域においてはチモシーに比べて冬枯れによる不安定性があり、品質についてはチモシーに比べて出穂後の茎の硬化が大きい...