摘要 水稲高温障害の広域解析に関しては、平成26年度開発した水稲の高温登熟障害回避、低温による登熟不良回避、収量性の3点を考慮した移植適期推定法を用いて、温暖化気候条件では移植適期が遅くなることを明ら...
摘要 水稲高温障害の広域解析に関しては、水稲移植期に対して登熟相の高温遭遇確率を用いたリスク分析を行い、高温登熟障害回避のための移植早限の設定法を開発した。さらに、これに平成25年度までに開発した移植...
摘要 水稲高温障害の広域解析に関しては、全国メッシュ農業気象データと水稲発育予測モデルを用いて、出穂後20日間の平均気温がある閾値 以上となる高温遭遇確率を推定するプログラムを作成するとともに、得られ...
摘要 主要作物の生育・収量・品質予測モデルの構築に関しては、a)水稲のモデル開発について、水稲の炭水化物動態サブモデルを構築し、推定した1籾当たり利用可能炭水化物量によって、滋賀県で得られた玄米の乳白...
摘要 胴割れ粒発生の品種間差と耐性発現メカニズムの解明に関しては、登熟初期の最高気温の上昇で助長される胴割れ発生に明確な品種間差異があることを20品種、3年間(各年次で2~3作期)のデータ解析から明らか...
摘要 主要作物の生育・収量・品質予測モデルに関しては、水稲の生育・収量予測モデルのプロトタイプを開発した。作期・窒素施肥法による成熟期地上部乾物重、籾数、粗籾収量の変動パターンを合理的に説明できたが...
摘要 高温障害、収量変動のメカニズムに関しては、a)水稲登熟期の高温乾燥風による白未熟粒の発生メカニズムとして、胚乳細胞で脱水・萎凋・成長抑制を避けるために浸透調節機能が働き、糖が増加する一方でデンプ...