摘要 DMI剤耐性菌の確認ほ場は少ないものの常発地で広範囲に点在していることが確認できた。DMI剤を基幹薬剤としない防除体系下ではDMI剤耐性菌の密度は急激に増加しないものの、2~3年後にも確認され...
摘要 目的:県内全域における薬剤耐性菌の密度や、耐性菌発生圃場における耐性菌対策強化体系下での耐性菌の挙動を把握し、薬剤耐性リンゴ黒星病に対応するための防除指針を構築する。 成果:県内における耐性菌...
摘要 目的:県内全域における薬剤耐性菌の密度や、耐性菌発生圃場における耐性菌対策強化体系下での耐性菌の挙動を把握し、薬剤耐性リンゴ黒星病に対応するための防除指針を構築する。 成果:県内における耐性菌...
摘要 1) a)モモ縮葉病、灰星病、黒星病の発生調査 縮葉病が県下全般にやや多かった。場内の無防除樹において通常はほとんど発生しない灰星病(花腐れ)が確認された。b)ブドウのチャノキイロアザミウマ発生消...
果樹病害虫発生予察事業1,指定・重要病害虫に関する発生予察 (1)主要病害虫の発生消長調査
摘要 ア 主要病害虫に関する発生状況調査、(ア)モモ黒星病の発生調査、 調査には場内の「川中島白桃」および「ゆうぞら」を供試した。本年の初発は6月3半旬で昨年よりやや早く、発病果率も高かった。 (イ)ス...
突発性病害虫の発生生態と防除 (4)常発地におけるナシ黒星病の効率的防除方法の確立
摘要 ナシ黒星病は、収量に影響を与える重要病害であるが、一部地域の圃場で通常の防除を行っているにもかかわらず、多発している事例がある。この主な原因は、台風、長雨などの天候不順に伴う秋期の多発による...
摘要 ストロビルリン系薬剤の防除効果が低下したキュウリのハウスから、アゾキシストロビン、クレソキシムメチルに交さ耐性を示す、うどんこ病菌、べと病菌が検出された。ストロビルリン系薬剤の作用点タンパク質...
摘要 ブドウ晩腐病菌2種のうち、ベンゾイミダゾール系薬剤とジエトフェンカルブに低感受性のColletotrichum acutatumを、PCR法によって罹病植物体から直接検出することができた。また...
摘要 ブドウ晩腐病の休眠期防除にベノミル剤を散布した試験圃場から、同薬剤及びジエトフェンカルブ剤に非感受性の晩腐病菌が高率に分離された。分生胞子の形態観察と種特異的プライマーを用いたPCRにより、ブ...
摘要 ナシ黒星病菌のベンゾイミダゾール系薬剤耐性やジエトフェンカルブに対する負相関交さ耐性はβ-チューブリン遺伝子の1塩基置換によって起ると考えられる。そこで、この1塩基置換の特異的検出法を検討した...
摘要 各種の植物病原糸状菌がベンゾイミダゾール系薬剤に耐性を獲得し、この薬剤の効力が低下して病害が多発する例が増加している。そこで、本剤感受性を支配するβ-チューブリン遺伝子の突然変異により、菌が耐...
摘要 リンゴ黒星病菌の主要なステロールはergosta-5,7-dien-3β-olであり、そのほかにergosterol、ergosta-7,24(28)-dien-3β-ol、ergost-7-e...
摘要 合成プライマーを用いて、ナシ黒星病菌のベンゾイミダゾール剤耐性菌及び感受性菌のβ-チューブリン遺伝子断片をPCRにより増幅し、その塩基配列の一部を明らかにした。炭そ病菌Glomerella c...
摘要 植物病原糸状菌が薬剤感受性遺伝子の突然変異によって薬剤耐性を獲得する過程を分子遺伝学的に解明する。また、遺伝子産物の構造の変異と薬剤耐性発現との関係を生化学的に明らかにする。5年度は、ナシ黒星...