
摘要 近赤外分光光度計による非破壊分析法は食品の成分分析などに広く利用されているが、生育につれて体内の養分の分布、含有率の異なってくる水稲については、試料の調製法や分析条件等について明らかにされてお...

摘要 物理性を考慮した地力発現様式の解明への基礎資料として、土壌窒素供給に及ぼす温度、含水量、耕うん処理、土壌凍結の影響を検討した。十勝地域主要畑土壌の窒素無機化の温度反応性は、ゼロ次反応モデル式と...

摘要 本研究はアメダス気象データや北村で実施されている土壌診断の結果を、変換・整理する方法を検討するとともに、これらの具体的な利用法を開発したり、北村で得られる温泉水と天然ガスについて熱量計算を行い...

摘要 硝酸態窒素を水稲の施肥体系の中に組み込めるかどうかについて検討した。生育初期の水稲根の呼吸能は、被覆硝酸カルシウムを施用することにより被覆尿素や硫安の場合よりも高くなり、土壌の2価鉄量も最も低...

摘要 輪換畑大豆跡の秋まき小麦「バンドウワセ」について基肥・追肥窒素施用反応を検討した。播種前の土壌診断から、石灰及びりん酸資材の投入を省略、大豆作跡につき前年の水稲作跡より基肥窒素3kg減の5kg...

摘要 水稲の光合成機能を合理的に利用した良食味米栽培技術の開発に資するために、環境条件が炭素、窒素の蓄積・転流や白米アミロース含量、玄米窒素含量に及ぼす影響と穂の部位別の白米アミロースを調べた。あき...

摘要 硝酸態窒素を利用した水稲の施肥技術確立の可能性について検討した。被覆硝酸カルシウム施肥区(基肥+つなぎ肥;8+2kgN/10a)の水稲(奥羽316号)の初期生育は対照区(硫加燐安、基肥+幼穂形...

摘要 全国の普通畑土壌作土8点を対象に、乾熱処理、過酸化水素処理、粒径による分画などの処理をした試料の近赤外拡散反射スペクトルを測定した。その結果、土壌の近赤外吸収は、土壌の吸着水、腐植、そして粘土...

摘要 10年以上の連作により劣悪化した土壌環境における微生物動態と土壌機能との関係を評価し、土壌診断のための基礎的知見を得ることを目的とした。土壌の微生物総量を示すATP含量は消毒区<輪作区・連作区...