摘要 サイレージ調製時の発熱によって生じる飼料中成分間反応は飼料栄養価ロスの原因の一つであるが、サイレージ調製時の発熱と熱反応生成物との関係、および熱反応生成物の家畜体内への影響はあまり明らかになっ...
摘要 農林地域における畑地・水田等の農用地斜面における雨水の浸透・流出の現象を解明してそのモデル化の検討を行い、以下の成果を得た。造成農地斜面における粗度係数の実験的評価では、大型ライシメータを用い...
地形・水文条件からみた中山間地水田地帯の土砂崩壊防止機能評価法の開発
摘要 多雪・地すべり地帯の棚田では、耕作放棄が進み、棚田の法面崩壊等の土砂崩壊の危険性が危惧されている。そのため、棚田の立地する地形条件や水文条件を指標にした法面崩壊等の土砂崩壊への影響を評価する方...
摘要 オゾン層の破壊にともなう紫外線の増加が様々な作物に大きな影響を及ぼすことが懸念されている。特に中山間地への導入が期待される園芸作物には紫外線の影響が少なからず想定されることから、中山間地で比較...
摘要 "キャベツの気温に対する生育反応は生育段階で大きく変わることを既に明らかにしているが、その生育段階の節目が明らかでなかった。ほぼ7日おきに播種して気温と生育との関係を解析した結果、結球部の縦横...
摘要 移動気象観測中に突然計測を停止するという観測用ソフトウェアの不備が発見された。原因は自動車が発生する電気的ノイズあるいはバッテリー電圧の変動に起因すると想定されたので、これに対応できるようにソ...
地すべり地における圃場整備併用盛土の長期安定性の解明(17)
摘要 "受益者負担の軽減等を図る観点から行われるようになってきた地すべり防止工事における圃場整備併用盛土の長期安定性を解明するため、調査地区の設定、土質試験機の調整・予備試験を行った。また、新しい斜...
摘要 中山間の条件不利地域において、受益者負担の軽減を図りつつ、圃場の整備を行っていく観点から、近年、地すべり防止対策として行われる盛土工と併せて圃場整備を実施する試みが行われるようになってきた。こ...
摘要 当研究室で開発した移動気象観測装置を用いて、広島県世羅町の梨園を対象に、温湿度の微細な分布状態の測定を行った。測定された気温分布は、梨園における霜害の発生状況や樹の生育状態とよく一致して、開発...
摘要 秋から冬の気象の推移で収穫期が大きく変わるキャベツを対象に、作期移動試験を行って、気温が生育相の進展に及ぼす影響を解析した。その結果、キャベツの生育は結球開始期を境にして、温度に対する反応が大...
摘要 近年、数平方キロメートルオーダーの面積を持つ大規模地すべり地形が数多く認められ、地すべり対策上、大規模地すべり活動の有無あるいはその活動履歴を明らかにすることが課題となっている。本研究では、地...
摘要 傾斜地カンキツ園は、立地条件(地形、方位、形状等)、樹体条件(樹種、樹齢、栽植様式等)、経営条件(面積、労働力等)が多様である。これらに対応して試験場で開発した機械化栽培の技術移転を図るため、...
中山間地域における環境保全機能の総合的評価手法の開発(194)
摘要 総合的評価のためのモデル地域を高知県大豊町西峰地区に設定し、土壌侵食防止、斜面崩壊防止などの個別の環境保全機能評価のための共通の環境因子データベースを構築した。このデータベースをもとに、重回帰...
摘要 本研究は、中山間地域において主流となる均一型アースダムの築造時及び初期湛水時の安定性の評価手法の開発を目的とする。不飽和土の力学的特性を明らかにするために、サクション一定排気排水三軸圧縮試験を...
摘要 中山間の複雑急峻な地形上に築造されるフィルダムの地震時の堤体挙動の解明と地震時の挙動予測法・安全性評価の高度化を行う。3年度は実ダムでのPS検層、S波伝播速度を測定し堤体の三次元動的的特性の分...
中山間地域における環境保全機能の総合的評価手法の開発(204)
摘要 高知県大豊町の南小川流域4.2平方キロメートルを精査地区に設定し、空中写真と森林基本図に基づいて、1/2,500縮尺の土地利用現況図を作成した。精査地区内の農家が認識している過去10年間の圃場...
摘要 四国地域における地区別の林地生産力の評価基準の作成と多様な森林管理手法に対応した長期収穫予測システムについて検討した。高知営林局管内国有林において、これまで400地点以上の資料を収集してきてい...
摘要 潅水開始点をpF1.8、pF2.1、pF2.4に一定とする区とpF1.8から2.4へ徐々に上昇させる区を設けて、ホウレンソウの生育に及ぼす土壌水分の影響を調査した。その結果、生体重と葉面積では...
摘要 中山間地の局地気候の簡便で正確な評価法の開発が望まれているので、自動車の上部に温湿度計とGPSを積載して、高速で移動しながら気温と湿度と位置を計測する装置を開発した。本装置のGPSによる位置測...
摘要 自動車の上部に温湿度計とGPSアンテナを、4隅に温度計を設置する移動気象観測装置を用いて、高速で移動しながら、福山市内一円の気温と湿度を数十m毎に測定した。測定された気温分布のパターンは聞き取...