黒ボク土の土壌バイオマスリンはインゲンマメのリン吸収量の指標の一つとなる
要約 収穫時のインゲンマメ地上部リン吸収量と土壌バイオマスリン量との間に有意な正の相関があったことから、黒ボク土でインゲンマメを栽培する場合に土壌バイオマスリン量はリン吸収量の指標の一つとなる。 キ...
キイカブリダニはアザミウマ類に対する捕食能力と増殖力に優れた土着天敵である
要約 キイカブリダニは、果樹と野菜の重要害虫であるアザミウマ類に対して高い捕食能力を示す土着天敵である。室内実験では48時間以内にチャノキイロアザミウマ1令幼虫を20頭捕食し、他のカブリダニ類に比べて高...
要約 アズキから単離した292種類のSSRマーカーが含まれる合計896個の分子マーカーからなるアズキ連鎖地図を構築した。連鎖地図はアズキの基本染色体数に収束し、アズキ亜属のゲノム情報のスタンダードとして利用...
要約 土壌と抽出液の比率(土:液比)1:5、室温、30分の抽出条件で0.01M塩酸によって土壌から抽出されるCd(0.01M塩酸可溶性Cd)含量は豆類、麦類、野菜類等の可食部Cd含量と相関が高く、これら作物のCd含量の推定...
黒ボク土バイオマスリンを測定するためのクロロホルムくん蒸改良抽出法
要約 クロロホルムくん蒸抽出法において土壌と抽出液の比率を従来の1:20から1:40に変えると安定して高い無機リン回収率が得られ、バイオマスリンの測定精度が高くなるため、黒ボク土への適用が可能になる。 キー...
要約 1999年10月から2000年1月に県内のソラマメ産地に多発した黄化萎縮症状の主因はMDVによるソラマメ萎黄病である。 キーワード ソラマメ、黄化萎縮症状、レンゲ萎縮ウイルス、萎黄病 背景・ねらい 1999年10月下...
TAS-ELISAによるインゲンマメ黄斑モザイクウイルスとクローバ葉脈黄化ウイルスの特異的検出法
要約 マメ科作物やアヤメ科花き類で発生して問題となっているインゲンマメ黄斑モザイクウイルスとクローバ葉脈黄化ウイルスは、それらに対するモノクローナル抗体を用いたTAS-ELISAで特異的に診断・検出できる。 ...
コクゾウムシの発育阻害物質探索のための人工米によるバイオアッセイ
要約 穀粒内でのみ生育するコクゾウムシに制御効果のある発育阻害物質を人工米により簡易に判定できる方法を開発し、種々の植物由来物質を対象にした探索が可 背景・ねらい コクゾウムシ(Sitophilus zeamais)は...
スジコナマダラメイガ卵を用いたナミヒメハナカメムシの簡易増殖法
要約 ナミヒメハナカメムシは重要害虫ミナミキイロアザミウマの有力な土着捕食性天敵である。インゲンマメの葉と貯穀害虫スジコナマダラメイガ卵を利用した本種の簡易増殖法を確立した。 キーワード ナミヒメハナ...