簡易茎頂接ぎ木法によるパッションフルーツのウイルスフリー化技術
要約 簡易茎頂接ぎ木法により、トケイソウ潜在ウイルス(PLV)に感染したパッションフルーツ株からPLVフリー株を得ることができる。無菌操作や特殊な施設は不要なうえ、処理約2カ月後にはウイルス検定が可能で、現...
南西諸島で誘殺されたミカンコミバエの推定された飛来源と国内分散の可能性
要約 沖縄県で誘殺されたミカンコミバエの推定飛来源は、台湾、フィリピン、中国南部であり、鹿児島県での誘殺に対する飛来源は台湾北西部である。2015年の奄美大島での発生では、徳之島、伊平屋島など周辺の島へ...
カンキツグリーニング病の媒介昆虫ミカンキジラミの生息可能域の推定
要約 最寒月における日最低気温平均が4.5℃以上で日最高気温平均が12.5℃以上の地域はミカンキジラミの生息可能域に含まれる。 キーワード ミカンキジラミ、カンキツグリーニング病、越冬、生息可能域 背景・ねら...
Competitive PCRによるカンキツグリーニング病の病原体DNAの定量
要約 カンキツグリーニング病に感染した植物組織中の病原体に由来するDNAをCompetitive PCR(競合PCR)により定量することで、病原体の増殖量を推定できる。 背景・ねらい カンキツグリーニング病は、熱帯・亜熱...
要約 カンキツグリーニング病を媒介するミカンキジラミは、ミカン科のゲッキツが分布する奄美大島以南の南西諸島において恒常的に発生しているので、カンキツグリーニング病が未発生のこれらの島々では、本病の侵...
要約 タンカンの着花(果)安定に適した結果母枝長は、鹿児島県では12.5cm以上、沖縄県では15cm以上がよい。また、良好な夏母枝を確保するための剪定時期は沖縄県では8月、宮崎県のハウス栽培では7月上旬とする。鹿...
要約 タンカンの隔年結果防止のための予備枝剪定は、宮崎県のハウス栽培では着蕾期に行い、沖縄県では着蕾前に実施する。宮崎県総合農業試験場・亜熱帯作物支場、沖縄県農業試験場・名護支場 背景・ねらい タンカ...
加温ハウス栽培ヒュウガナツのジベレリン処理による無核果と着果安定
要約 加温ハウス栽培のヒュウガナツでは、満開7~10日後にジベレリン300~500 ppmを散布することにより、無核果と結果促進に効果がある。宮崎県総合農業試験場・亜熱帯作物支場 背景・ねらい ヒュウガナツは、消...
要約 加温ハウス栽培のヒュウガナツでは、9月中~下旬に透湿性シートでマルチ処理することにより、増糖、着色促進など品質向上に効果がある。宮崎県総合農業試験場・亜熱帯作物支場 背景・ねらい 12月出荷を目指...
要約 ホワイトサポテのハウス栽培における数品種の果実品質特性の調査によると、「ライニキコマーシャル」及び「イエロー」が糖度・食味の面から優れている。 背景・ねらい ホワイトサポテ(Casimiroa edulis L...