気候変動で北海道の産地でワイン用ブドウ「ピノ・ノワール」が栽培可能に
要約 1998年頃の気候シフト以降、北海道内の代表的なワイン用ブドウ産地で、高級赤ワイン用ブドウの代表品種の「ピノ・ノワール」の栽培適温域となっている。道内ではさらに栽培の拡大が期待される。 キーワード ...
ブドウ無核「巨峰」の着色向上のための環状はく皮処理時期の拡大
要約 ブドウ無核「巨峰」栽培で、果実の品質を向上させるための環状はく皮処理は、満開25~55日後に処理時期を拡大しても、果粒重や酸含量に及ぼす影響はほとんどなく、着色が明らかに向上する。 キーワード ブド...
要約 ブドウ「巨峰」の無核果実は、有核果実に比べて着色始めが早いものの、その後は着色の進行や糖度の増加は劣る。成熟期における無核果実の着色、糖度は天候や果房重に左右される。 キーワード ブドウ、巨峰、...
要約 果実画像を用いて新たに開発した「ロザリオ ビアンコ」専用カラーチャートは既存のカラーチャートより精度の高い判定が可能で、高品質果実収穫のための指標として利用できる。 背景・ねらい 黄緑色大粒品種...
要約 ヤマブドウを発芽期から収穫期まで雨除けすることで、殺菌剤無散布でもべと病、晩腐病の被害を大幅に軽減できる。これにより、十分成熟した果実が収穫でき、糖度が高く、酸含量が低く、果汁色の濃い加工用と...
要約 ブドウ「シャインマスカット」の有核栽培では、開花約2週間前~満開時のどの時期に花穂整形処理を行っても、有核果は安定して確保でき、花ぶるいや無核果の発生は少ない。 キーワード ブドウ、シャインマス...
要約 ブドウの Myb 様転写制御因子遺伝子( VvmybA1 )は、黄緑色品種では発現が見られず、赤色枝変わり品種を含む赤色品種では発現が見られる。また、その cDNA をアグロバクテリウム法により黄緑色品種の果実に...
トルコギキョウの固化若苗定植と種子冷蔵によるトルコギキョウのロゼット回避
要約 トルコギキョウの秋出し作型では、固化剤を利用した若苗定植と種子冷蔵を併用することによって、ロゼットが回避され切り花品質が向上するが、品種によって効果の大きさは異なる。 キーワード トルコギキョウ...
Myb様転写制御因子は「巨峰」のアントシアニン合成に深く関わっている
要約 「巨峰」から単離したMyb様転写制御因子cDNAは、遺伝子銃により白色の「巨峰」体細胞胚に導入するとブドウにおけるアントシアニン合成の鍵酵素であるUFGTの遺伝子発現を誘導し、アントシアニンによる赤紫色...
要約 SSR(Simple Sequence Repeat)を用いた DNA 分析によって、ブドウの品種識別が可能である。 背景・ねらい
最近、生物の品種や個体を特定・識別するために DNA を調べることが多い。DNA は栽培条件や...
道産野菜(キャベツ、ほうれんそう、レタス)の抗酸化力の測定と栽培条件による変動
要約 野菜のエタノ-ル抽出液添加によるリノ-ル酸の酸化抑制程度で評価した野菜の抗酸化力は、栽培条件で変化する。抗酸化力の高いキャベツを収穫するには、若採り、窒素施肥量の低減、マルチなどの利用が有効で...
要約 ブドウ‘グロー・コールマン’の着色が十分に進まない場合に、着色開始期から成熟期にかけて、紫外線の照射を1日当たり12時間、果房に向けて行うと、着色が促進される。そのほかの果実品質には悪影響を与えな...