要約 作物中に残留する水溶性農薬を水で抽出することで、有害な有機溶媒の消費量を削減できる分析法を確立しました。この方法は作物の出荷前検査等、残留農薬の日常分析法への活用が見込まれます。 背景・ねらい ...
積雪地域におけるクロルピクリン剤を用いた晩秋期土壌消毒によるホウレンソウ萎
要約 積雪地域における晩秋期のクロルピクリンくん蒸剤による土壌消毒は、翌年の3月下旬まで被覆を行うことにより、夏期の土壌消毒と同等のホウレンソウ萎凋病に対する防除効果を示し、6~7月の連続作付けを可...
要約 道産野菜の硝酸塩含量の平均値はホウレンソウ290mg、コマツナ586mg、ミズナ719mg、ダイコンで126mg/100gである。ホウレンソウの硝酸塩含量は作付前土壌硝酸態窒素含量や熱水抽出性窒素含量が多いと高まる傾...
要約 農産物購入に関する価値意識によって消費者を3つの意識タイプに分類する。「品質・伝統」型は県内特定地域産の農産物を、「無関心」型は特売の農産物を、「バランス」型は付加価値のある農産物をよく購入す...
土壌抽出DNAを用いた土壌くん蒸処理の微生物群集への影響評価
要約 臭化メチル代替薬剤クロルピクリンやD-Dによるくん蒸処理は,土壌抽出DNAを用いたPCR-DGGE解析により評価でき,培養困難な微生物を含む土壌微生物の群集構造に影響を与える。ほ場におけるクロルピクリンの影...
くん蒸処理が畑の土壌線虫の種数および密度に及ぼす影響と回復の内容
要約 クロルピクリン,D-D,臭化メチルによる土壌くん蒸処理後,約12ヵ月で土壌線虫の密度は処理前の水準に回復するが,種数は回復しない。くん蒸処理後は土壌線虫の群集構造が変化し,微生物食性で増殖率が高...
要約 夏秋ホウレンソウ栽培で、初作目は耕起作業を行い、その後3作は不耕起連続栽培により耕起と施肥作業が省力できる。施肥は、油粕をN成分で20kg/10aの2回施用または被覆肥料の1回施用で、油粕毎作施用と同程度...
太陽熱消毒や防虫ネット等を利用したスイカ後作ホウレンソウの有機栽培
要約 ハウス太陽熱消毒、防虫ネット、フェロモン剤等を利用し、油粕、魚粉を主体とした施肥によりスイカ後作ホウレンソウの有機栽培が可能である。 キーワード ホウレンソウ、太陽熱消毒、有機質肥料、防虫ネット...
要約 晩秋から早春にかけてのホウレンソウ栽培で、生育株に対し暗期中断処理を行うと生育促進に有効であるが、暗期中断を毎日行うと早期抽だいによる商品性低下が問題となるので、1~2日間隔での処理が適切である...
要約 夏季のホウレンソウ栽培において被覆肥料を施用、耕起、畦立後に90度の熱水を60L/平方メートル処理し、直接播種することで化学農薬と同等の萎凋病防除効果、収量が得られる。 キーワード 熱水消毒、熱水少量...
クロルピクリンテープ剤の土壌消毒によるホウレンソウ萎凋病の防除
要約 クロルピクリンテ-プ剤による土壌消毒はホウレンソウ萎凋病に優れた防除効果を現し、高い収量が得られる。くん蒸ガスは同液剤に比べやや早く消失する。土壌微生物相への影響は液剤と同様に糸状菌、放線菌に...
要約 有機質資材の連用圃場では、土壌微生物バイオマスN量の増大に有機質資材と有機肥料の組合せが有効であり、バーク堆肥+牛糞堆肥が優れ、稲わら堆肥に化学肥料を施用した場合は低下する。 背景・ねらい 有...
要約 1997年時点での北海道におけるほうれんそうのべと病菌は殆どがレース4である。ほうれんそう84品種・系統を検定したうち22品種がレース4に対して真性抵抗性である。マンゼブまたはポリカーバメイト水和剤を子...
道産野菜(キャベツ、ほうれんそう、レタス)の抗酸化力の測定と栽培条件による変動
要約 野菜のエタノ-ル抽出液添加によるリノ-ル酸の酸化抑制程度で評価した野菜の抗酸化力は、栽培条件で変化する。抗酸化力の高いキャベツを収穫するには、若採り、窒素施肥量の低減、マルチなどの利用が有効で...
要約 果実と野菜について、家庭内需要および需要の世帯間格差 *の変化は総需要の変化を予知する先行指標として活用し得る。ニンジン、レタス、ホウレンソウ、カボチャは今後とも需要が伸び、イチゴ、タマネギは飽...
要約 パセリーを3月下旬から4月上旬には種し雨よけ栽培することにより、8月から11月まで継続収穫でき、雨よけホウレンソウとの組合せのための補完品目の1つとして有望である。 背景・ねらい 岩手県では、夏期冷涼...