
ギニアグラス輪作と麦類混作の組み合わせによるこんにゃく根腐病の発病抑制効果
要約 ギニアグラスとの輪作と麦類の混作を組み合わせることで、コンニャク慣行栽培(オオムギ間作)と比較してコンニャク根腐病の発生を顕著に抑制できる。混作作物としては播性程度IV~Vのコムギ(シラネコムギ...

要約 大麦あと6月中旬播の湛水散播に適応する「玉系95号」の最適苗立数は100本/m2程度で、施肥は基肥0.4kg/a、穂肥0.3kg/aとする。水管理は芽干し等の落水処理を省略した浅水管理が可能である。 背景・ねらい 短...

要約 オオムギ斑葉病の防除法として、出穂期20~30日後の殺菌剤散布により、種子感染を防止することができ、本病に対する種子消毒を省略できる。また、出穂期20日後頃(4月下旬)の散布ではうどんこ病との同時防...

要約 麦あと湛直水稲栽培でのイチモンジセセリ(イネツトムシ)第2世代幼虫の発生量は同時期の移植水稲に比較して多く、6月上旬(大麦あと)より6月下旬(小麦あと)では更に多い。実測孵化日は、湛直栽培などの...

要約 イチビは、圃場でのイチビの結実・種子落下だけでなく、イチビ種子を含んだ未熟堆肥の施用により短期間に圃場全面に拡散する。除草剤での防除は有効だが、完熟堆肥の調製・施用との組み合わせることで外部か...

コートタンパク質(CP)遺伝子導入によるオオムギマイルドモザイクウイルス(BaMMV) 抵抗性素材の作出
要約 パーティクルガンによるオオムギの形質転換系を活用して,BaMMVのコートタンパク質遺伝子をオオムギ(品種:ニューゴールデン)に導入したところ, 本ウイルスに対して抵抗性を示す系統を得ることができた。 ...

二条大麦品種「アサカゴールド」の奨励品種(地域適応優良品種)採用
要約 「アサカゴールド」は「あまぎ二条」に比べて大麦縞萎縮病に強く、良質で収量も安定している。また醸造適性も良いので、大麦縞萎縮病発生地の「あまぎ二条」に替わる二条大麦品種として岡山県の奨励品種(地...

要約 「アサカゴールド」は大麦縞萎縮病に対して極強の抵抗性をもち、良質、多収であり、県下一円の二条大麦栽培地帯の大麦縞萎縮病の汚染地域に普及できるとして、奨励品種に採用した。 背景・ねらい 県下では...

要約 オオムギ網斑病は種子あるいは被害茎葉から伝染し、種子伝染による発病は出芽時の気温が低いほど多くなる。被害茎葉からの伝染に対する耕種的防除法として、麦跡へのイネの作付、または次年度のオオムギの作...

要約 ワルナスビ種子が混入した飼料を牛が採食すると、約60%の種子が生存したまま排出された。ワルナスビ種子を採食した牛のふんを戸外に置くと、種子の約15%が出芽した。堆肥化により雑草種子を死滅させるには...

要約 麦畑の優占雑草であるスズメノカタビラやスズメノテッポウの麦角病菌は大麦に病原性を示すことから,両雑草の麦角病菌はオオムギ麦角病の伝染源となり得る。オオムギ麦角病に対してはトリアジメホンやトリフ...

要約 害虫類が圃場で大麦・小麦を食害することにより、どの程度の減収・品質低下を引きおこすかを6年間調査した。防除区と比較して、無防除区では平均大麦5%、小麦8%減収したが品質(等級)低下は認められなか...

要約 縞萎縮病抵抗性オオムギ品種の罹病化に、オオムギマイルドモザイクウイルスの2系統が関与することを見出し、2系統の血清学的および遺伝子レベルでの差異を明らかにした。 背景・ねらい オオムギ縞萎縮病は、...

要約 害虫類が圃場で大麦・小麦を食害することにより、どの程度の減収・品質低下を引きおこすかを6年間調査した。防除区と比較して、無防除区では平均大麦5%、小麦8%減収したが品質(等級)低下は認められなか...

要約 青大豆の栽培では、平床高畦と片側培土を組み合わせた、大麦立毛間不耕起播種栽培により、大麦収穫後の耕起晩播栽培に比較して子実重が向上する。 背景・ねらい 宮城県では水稲に特化した農業から、
収益...

要約 マメ科の緑肥作物であるヘアリーベッチを秋播( 10月~11月上旬)すると、春~初夏に繁茂し、ほぼ完全な雑草制御が可能である。寒天培地を用いた根からの浸出物検定法によって、この作用にはアレロパシーが...

要約 早生の高品質六条皮麦品種として「シュンライ」を選定した。本品種は「ミノリムギ」に比べ、収量性はやや劣るものの、耐倒伏性の強い早生品種で麦・大豆体系への導入が容易であり、大粒で外観品質が優れ、食...

成果の内容・特徴

成果の内容・特徴