要約 水田飼料作経営が、限られた労働力で経営の安定化を実現し、飼料増産を図るには、稲の飼料化のみでは限界があり、デントコーン等の導入が必要である。デントコーンの生産コストは飼料用稲の2分の1以下であり...
六条大麦を用いた飼料用イネ−飼料用大麦の周年多収粗飼料生産技術
要約 関東地方の平坦地水田において、六条大麦を11月上旬に播種すると、5月中旬には発酵粗飼料としての収穫・調製が可能で、収穫機械を飼料用イネと共用可能な周年粗飼料生産体系を構築できる。年間の全刈り乾物...
茎葉多収で糖含有率が高い稲発酵粗飼料用水稲品種「たちすずか」
要約 「たちすずか」は「クサノホシ」と比較し牛に消化されやすい茎葉の割合が高く、耐倒伏性が強い。また糖含有率と中性デタージェント繊維の消化率が高いため、稲発酵粗飼料用の専用品種として適する。 キーワ...
汎用コンバインとスワースコンディショナを用いた稲わらの乾燥・収集体系
要約 汎用コンバインのこぎ胴から排出される圧砕稲わらは、スワースコンディショナで反転させることで、ウィンドローの状態で迅速に乾燥する。乾燥後はレーキによる集草が不要で、そのままロールベーラで高能率に...
茎葉多収で糖含量が高い稲発酵粗飼料用水稲新品種「たちすずか」
要約 「たちすずか」は「クサノホシ」と比較し牛に消化されやすい茎葉の割合が高く、耐倒伏性が強く、糖含量が高く、中性デタージェント繊維の消化性が高いため、ホールクロップサイレージ用の飼料用稲専用品種と...
要約 熟期の異なる飼料用稲専用品種「ホシアオバ」、「夢あおば」を用い、移植時期の組合せや乾田直播を加えることにより、収量を維持しながら、適期に収穫できる期間を45日程度まで拡大できる。 キーワード 飼料...
牛糞堆肥を連用する飼料用稲「クサノホシ」の省力的乾田散播直播栽培技術
要約 飼料用稲「クサノホシ」を乾物収量1.2t/10a以上得る省力的な栽培法は、乾田直播で牛糞堆肥を5t/10a、被覆尿素肥料をN8kg/10a施用し、鳩胸状態の催芽籾8kg/10a(乾籾換算)を散播して浅耕し、走り水を行い...
要約 飼料イネ用新品種「タチアオバ」は、通常の収穫作業では脱粒はほとんど見られず、麦跡等の普通期移植栽培・直播栽培およびたばこ跡等の晩期移植栽培のいずれでも糊熟期~黄熟期での稲発酵粗飼料としての収穫...
飼料用水稲品種「クサノホシ」の倒伏を抑制する稲体窒素吸収量の目安
要約 飼料用水稲品種「クサノホシ」を乾田直播で栽培する場合、黄熟期または成熟期の稲体窒素吸収量を18∼19gN/m2とすることで、黄熟期の倒伏程度は収穫作業や品質に支障が出ない2に抑制され、全乾物重(稈基部か...