耐病性・消化性に優れる寒冷地・温暖地向きオーチャードグラス中生品種「きよは」
要約 オーチャードグラス中生品種「きよは」は、「まきばたろう」と比べて、寒冷地から温暖地において3か年合計乾物収量が104とやや多収で、早春、秋の草勢、再生力にも優れる。黄さび病、小さび病、すじ葉枯病に...
要約 植物ゲノムの網羅的な比較解析を行い、高温特異的に働くプロモーターを合成した。このプロモーターは、気候変動による温暖化に対応した農作物や、付...
大気 CO2 濃度の上昇はコメの品質を低下させるが 高温耐性品種ではその影響が小さい
要約 大気 CO2 濃度が高い条件では、白未熟粒が多発し、品質の指標である整粒率が大幅に低 下しました。その程度は高温年で大きく、将来の高 CO2 ・高温環境では品質の低下が懸念 されます...
要約 温暖化への適応対策として、高水温下でも生残率の高い系統魚を開発することが、斃死を軽減させるための有効な対策の一つと考えられる。本県で飼育してきたヒラメ系統魚の中には、高水温期の低酸素状況下にお...
熱帯地域のイネ主力23品種における高温感受性と開花時刻の比較
要約 熱帯地域でのイネ主力23品種について開花時の高温感受性と開花時刻を比較すると、高温感受性には大きな品種間差がみられるが、開花時刻に関しては品種間に大きな差がなく、早朝開花性を有する品種は存在しな...
要約 出芽酵母におけるFMP21遺伝子の発現量増加比率は、菌株の高温耐性能と相関がある。出芽酵母でFMP21遺伝子の発現量を増加させると高温耐性能が向上する。 キーワード 出芽酵母、高温ストレ...
登熟期間中の温水処理による高温登熟性に優れる水稲品種の選抜方法
要約 登熟期間中に温水処理を利用して登熟温度を27℃以上にすることにより、白未熟粒歩合の品種間差を大きくできる。また、白未熟粒歩合10%未満を指標にすると、高温登熟性に優れる水稲品種を効率よく選抜できる。...
要約 摂氏25度以上の高温登熟条件下における食味を評価する指標としては、テクスチャー特性値(H/-H)が有効である。 キーワード 高温、食味、水稲、理化学的特性 背景・ねらい 近年、水稲の登熟期間中が高温にな...