要約 大豆遺伝資源「Y2」の短節間遺伝子qSI13-1は、節数、開花期、成熟期に影響を与えずに節間長を短くする効果を持つ。この遺伝子は、主茎長を短くして耐倒伏性を向上させた品種育成に寄与できる。 キ...
Oryza(イネ)属の栽培化以前に起きたPup1遺伝子座の変異
要約 アジアイネ(Oryza sativa)及びその近縁野生種(O. rufipogon、O. nivara)、並びにアフリカイネ(O. glaberrima)及びその近縁野生種(O. barthii)におけるリン酸...
要約 粒形の形質情報を簡便かつ迅速に抽出することが可能なソフトウエア(SmartGrain)を開発した。従来手法に対する計測精度および作業効率の向上を確認し、粒形の僅かな差異を制御する遺伝子の単離に...
圃場抵抗性遺伝子Pi34はいもち病菌侵入後の菌糸伸展を抑制する
要約 圃場抵抗性遺伝子Pi34導入準同質遺伝子系統では、いもち病菌の表皮細胞への侵入率はPi34非保有品種と差がないが、葉鞘における菌糸伸展および葉身の病斑数・病斑面積率は減少する。これはP...
要約 ナスの1系統、近縁野生種2系統の果皮にはそれぞれデルフィニジン3-グルコシド、ペチュニジン3-(ρ-クマロイルルチノシド)-5-グルコシドが存在する。日本ナスの果皮にはナスニンよりも高い抗酸化活性を示すデ...
安定多収で、麺、茶に加工適性のあるだったんそば新品種新品種候補「北海T8号」
要約 子実用だったんそば品種「北海T8号」は、「道南産」と比較し耐倒伏性にやや優り、道内各地域で安定多収である。実需による官能評価で麺、茶への加工適性がある品種である。そばの主産地北海道で新たに優良品...
要約 中国吉林省農業科学院大豆研究所で保存しているのうち、調査した計3,012 点の主要形質に関するに富んでいる。 背景・ねらい 中国東北部は大豆の起源地の1 つとされており、多様性に富んだ多くの大豆遺伝資源...
要約 カンショには葉部の総ポリフェノール含量が一般野菜を上回る系統が多数ある。カンショ葉部にはカフェー酸およびその誘導体5種類が含有されており、これら6物質の中で最も多く含まれている物質は3-O-,5-O-ジ...
要約 C1化学変換技術(ガス化合成法)を用いれば、ソルガムは、品種、部位にかかわらず、乾物重の44~49%の重量のメタノールを生産できる。極晩生ソルガム品種を多肥条件下で栽培すれば、5ヶ月間に12.8t/haのメ...
地域特産物をめざす新しいトウガラシ品種、`黄坡羊角椒'、`細羊角'
背景・ねらい 愛知県では、都市近郊あるいは中山間地域での直売店が多く、販売量も多い。こうした直売施設では、一般の小売店と差別化を図るために、従来からの野菜に加えて、斬新で、魅力的な新商品の開発が望ま...