要約 新たに見出されたイネ内在性配列SPS2と既報のPLD2は、他の既報4種のイネ内在性配列に比べて、PCR反応効率、安定性、種得異性の面で優れている。GM検知に適したイネ内在性配列を見出すことにより、信頼性の高...
要約 粒形の形質情報を簡便かつ迅速に抽出することが可能なソフトウエア(SmartGrain)を開発した。従来手法に対する計測精度および作業効率の向上を確認し、粒形の僅かな差異を制御する遺伝子の単離に...
要約 夏秋イチゴ新品種「サマーフェアリー」は四季成り性品種であり、果皮色は赤で、光沢がよい。多収性で、食味も良く、果実硬度も硬いため業務用の夏秋どり栽培に適する。 キーワード イチゴ、四季成り性、夏秋...
晩生、多収、極良食味で高温登熟性が高い水稲新品種候補「越南208号」
要約 「越南208号」は寒冷地南部では晩生の早に属し、多収、極良食味で、「コシヒカリ」より高温登熟性が高く玄米品質が優れる。 キーワード イネ、晩生、多収、極良食味、高品質、高温登熟性 背景・ねらい 全国...
転移性因子によるアワのアミロース合成遺伝子の多様性と分子進化
要約 ユーラシア全域から収集されたアワ在来品種遺伝資源の解析から、胚乳でんぷんのウルチ性・低アミロース性・モチ性を支配するアミロース合成遺伝子には11種類の転移性因子の挿入が見いだされ、単一の遺伝子座...
新規用途向け食用ひえ品種の育種素材となる低アミロース含有系統
要約 岩手県で栽培されていたひえ在来系統は、アミロース含有量が低く、栽培地域・年度による変動が小さい。本系統のデンプンは、既存品種に比べて粘度が高く冷めても硬くなりにくい糊化特性を有しており、新規加...
耐虫性遺伝子組換えトウモロコシの花粉に含まれる Btトキシンの生物検定法
要約 ヤマトシジミは,Btトキシン(Cry1Ab)遺伝子を組換えたトウモロコシの花粉に対して感受性が高く,Bt花粉の非標的鱗翅目昆虫への毒性を推定するのに適している。検定品種の花粉密度を変えて生葉片上に載せ,...
要約 エンドファイト人工感染ペレニアルライグラスは、非感染のものと比較して、アワノメイガ、イネヨトウ、スジキリヨトウ孵化幼虫の選好性が低下する。その結果としてアワノメイガ、イネヨトウは死亡、スジキリ...
要約 高消化性遺伝子“bmr-18”を持つソルガムF1品種「秋立」を育成した。本品種は、晩生で、bmr-18遺伝子を持つ系統としては多収で耐倒伏性に優れ、サイレージの栄養価および嗜好性も優れている。寒冷...
要約 アワの主要な種子貯蔵タンパク質であるプロラミンの遺伝様式を明らかにするとともに、遺伝的多様性を解析した。プロラミン対立遺伝子を指標とすると、中国、朝鮮半島および日本を含む東アジアがアワの多様性...
要約 アメリカにおいては広範囲に遺伝子組換え農産物が作付けられているものの、気象条件や病害虫密度の差異から地域性が存在している。また輸出需要が増大している非遺伝子組換え農産物に関しては、情報技術の開...
要約 「あわみのり」の移植適期は5月下~6月中旬である.「あわみのり」は㎡当たり籾数レべルが高く収量性が高いことと耐倒伏性がやや弱いことから、基肥量は「日本晴」標準量の5~7割程度を目安とする。 背景・...
要約 高消化性遺伝子"bmr"を導入したソルガムF1品種「葉月」(旧系統名「東山交21号」は、茎葉部の消化性、耐倒伏性に優れ、密植栽培によるロールベールサイレージ利用も可能である。寒冷地域南部から中部地域の標...
昆虫ウイルス由来遺伝子導入イネの、鱗翅目昆虫に対する耐虫性効果
要約 昆虫の顆粒病ウイルス由来 Viral EnhancingFactor 遺伝子を導入した組換えイネをアワヨトウ等の鱗翅目昆虫に摂食させた結果、成育遅延、蛹化の異常、羽化率の低下及び核多角体病ウイルスの感染増進などの耐...
要約 高消化性遺伝子&bmr&を導入したソルガムF1品種「葉月」(旧系統名「東山交21号」)を育成した。本品種は、茎葉部の消化性、耐倒伏性に優れ、密植栽培によるロールベールサイレージ利用も可能である。寒冷...
要約 アワ「虎の尾」、「大槌10」、ヒエ「軽米在来(白)」、キビ「田老系」、「釜石16」は岩手県北部に適し、収量・品質の面において優れる。 背景・ねらい アワ、ヒエ、キビの栄養価が再評価され、機能性も明らか...
要約 北パキスタンで収集した植物遺伝資源の遺伝的多様性を明らかにした。イネは標高によって長・短粒型品種が分布している。インゲンマメは中南米起源と推定され、地域によって種子タンパク質変異の分布が異な...