要約 牛ふん堆肥の局所施用により、土壌の気相率が高くなり、ウメの細根量が増加する。同じ箇所に肥料を局所施肥すると施肥量の2割減肥が可能であり、窒素流亡量が減少する。地下水位の高い水田転換畑で掘削によ...
要約 鹿児島県北薩地域におけるウメ「南高」の花芽分化は、8月上旬から始まり、12月に花器が完成する。発達中の花芽の枯死は秋季以降に認められ、樹勢衰弱樹では枯死数が多い。 背景・ねらい 鹿児島県のウメ「南...
要約 ウメ生産農家の経営効率には、単位面積当たり収量や樹齢構成、白干ウメの品質などが影響している。効率的経営は樹齢構成を適正に保ちながら、施肥や防除等の基本的な栽培管理を毎年実践し、品質と収益の向上...
ウメ園から生ずるせん定枝チップおよびチップ堆肥の表面散布条件下での分解
要約 ウメ、サンゴジュのせん定枝チップおよびウメチップ堆肥を表面散布すると、7か月後の乾物残存率は60%、57%および90%となる。ウメおよびサンゴジュチップでは約40%が分解され、ウメチップ堆肥では10%が...
要約 労働負荷が大きく土壌改良が困難な急傾斜ウンシュウミカン園においては、おがくず牛ふん堆肥を原料とする成型堆肥を施用することで、楽に土壌改良と細根の増加を導くことができ、施肥量の削減にもつなげられ...
樹勢が強く、一次加工特性の高い中玉のウメ早生新品種「2M3−41」
要約 「新平太夫」と「織姫」を交配し、中玉のウメの新品種「福太夫」を育成した。樹勢が強く側枝の維持が容易で、成熟期は6月中旬で「紅サシ」より10日、「新平太夫」より約2週間早い。果肉歩合が高く、樹脂障害...
要約 水田転換園や有効土層の浅い園に植栽されているうめの弱樹勢樹では、圧縮空気の注入により、土壌の物理性が改善されて、樹勢が高まり、さらに潅注施肥との併用は、収穫後の干ばつ時の樹勢の回復にとくに有効...
要約 ウメ「南高」では、果実及び新梢成長期の施肥窒素が樹体への吸収移行に優れ、翌年発生する新生器官中の窒素量の約10%を占めるため、5月施肥が優れる。 背景・ねらい ウメの高位安定生産技術を確立する一環...
要約 ウメの樹体管理において、弱せん定や減肥栽培は、幼木期の収量は増加するが、葉は小型化し、徒長枝の発生量や根量が減少し、根域も狭くなる等、樹勢低下の症状が現れる。樹勢強化のためには切り返し主体の強...