要約 サトウキビ白葉病対策として健全種茎を増殖するための圃場管理技術と生産物の配布法に関する説明、LAMP法による病原体の検出手順、生長点培養法による無病苗生産手順から構成される、健全種茎生産を行う者向...
土壌含水率の分布推定にドローン空撮画像を活用するためのデータ拡張方法
要約 ドローン空撮画像から圃場内の土壌含水率分布を推定する際に、地上で測定した土壌含水率が測定地点から一定範囲内で均質と仮定してデータ拡張を行うことで、機械学習手法の適用が可能となる。これにより、土...
要約 繁殖牛と子牛を冬期も含めた周年で一緒に放牧することにより、慣行的な飼養方式と比較して生産コストの4割を削減できる省力的な肥育素牛の生産技術体系である。生産性を低下させることなく肉用牛繁殖経営の...
飼料用トウモロコシの作付け拡大に向けた新しい栽培技術<2019年度版>パンフレット
要約 飼料用トウモロコシの作付け拡大にむけた新技術を紹介するパンフレットである。耐湿性等を付与した品種育成、周年省力栽培技術、省力播種栽培に適した施肥管理技術、湿害対策技術、子実用トウモロコシ生産技...
水稲作の省力化と高品質化の両立可能な圃場基盤の改良と生産管理技術
要約 圃場の緩傾斜による迅速な入排水、堆肥連年施用と深耕による地耐力及び根域環境の向上、高畦と深水管理、成苗移植により、大型機械体系で省力かつ品質の高い減農薬・減肥の水稲栽培が可能になり、水稲作中心...
閉花受粉性イネ突然変異体spw1-cls1の低温条件下における開花
要約 イネの突然変異spw1-cls1による開花しない性質は自然交雑を効果的に抑制でき、種子の純度を確保するために有効である。特に、出穂前2~3週目の低温は開花を著しく促進するが、日中の高温により開花...
ナス用台木Solanum torvumに対するネコブセンチュウ2種の寄生性の違い
要約 ナス接ぎ木栽培に台木として用いられるS. torvumは、サツマイモネコブセンチュウ抵抗性であり、サツマイモネコブセンチュウの密度を抑制する効果があるが、アレナリアネコブセンチュウ本州型には感...
要約 休耕地の畦畔や法面での雑草管理に使える抑草剤・除草剤、急速緑化、防草シートの各技術について、適用できる場面のほか、コストと省力性を提示する。畦畔の管理者は慣行の背負い式刈払機による除草効果とコ...
要約 淡色黒ボク土において、地下に埋設した遮水シート溝式地下灌漑システムを用いてホウレンソウを栽培する場合、灌水開始目安は地下20cmの土壌水分pF値2.2、1回あたり灌水量を15t/10aとして灌水すると、ホウレ...
転換畑土壌の短期間の冠水によるN2O大量発生時の脱窒菌群の特徴
要約 転換畑土壌が冠水すると短時間に大量のN2Oを発生する。その原因は冠水により表層土壌の脱窒反応が活性化するためであり、土壌表層の脱窒菌の群集構造が重要である。 キーワード 一酸化二窒素、脱...
要約 圃場内外への天敵温存植物の植栽と天敵に悪影響の少ない殺虫剤の選択によって土着天敵の定着や増殖を促すことにより、薬剤抵抗性を発達させて難防除害虫となっているアザミウマ類やハダニ類等を安定的に管理...
要約 ムギ類黒節病の防除には、種子消毒剤2剤、生育期散布剤1剤による薬剤防除、ハウス栽培、遅播き栽培による耕種的防除が有効である。これらの組み合わせにより、種子生産の段階に応じた防除体系が構築できる。...
要約 麦類の赤かび病かび毒汚染低減技術の高度化を図るため、都道府県の研究者および専門的な指導者を対象に、科学的根拠に基づいて追加・拡充して改訂した生産工程管理マニュアルである。 キーワード 赤かび病、...
要約 採草地において、1番草は2~4番草や冬季と比べて年間の純生態系生産量に対する寄与が大きく、炭素蓄積にも重要な役割を果たす。牛糞堆肥の適切な連用により、生産量を確保しつつ採草地の炭素収支が改善でき...
要約 寒地型牧草オーチャードグラスの生育は、ネムノキの樹冠内が樹冠外よりも優れる。特に1番草では収量性が優れ、2番草では粗蛋白含量等は高く、難消化性繊維含量は低くなる等栄養特性が優れる。この樹冠内の良...
水稲・大豆作における新たな難防除雑草の早期発見・被害軽減総合対策技術
要約 雑草イネの赤米混入被害は、水田での雑草イネの早期発見と総合対策により軽減できる。圃場周辺の帰化アサガオ類は、年3回の適期防除により大豆畑への侵入を防止できる。アレチウリ等の警戒すべき帰化雑草も...
要約 アフリカの農家圃場ではケイ素欠乏値を示すイネが広範にみられ、土壌のケイ酸供給力不足、不安定な水条件をもつ稲作生態系、および窒素施用量の増加を要因として、ケイ素欠乏のリスクが高まる。 キーワード ...
水田を利用した省力・低コスト肉用子牛生産に活用できる「水田放牧の手引き」
要約 水田放牧に適した牧草や飼料イネの栽培と放牧利用技術、放牧飼養による繁殖への影響、放牧に伴うリスクとその低減方策、環境への影響、営農への導入効果を解説した手引書である。水田を利用した省力・低コス...
要約 2種の開花数の増減を確率密度分布として捉え、2つの分布間の類似度を示す指標を「開花重複度(S)」と定義することにより、開花重複日数など従来使われてきた指数より正確な交雑可能性の定量的評価...
イネの開花しない突然変異の交雑抑制能力と既存品種へ導入した場合の影響
要約 イネの突然変異superwoman1-cleistogamyによる開花しない性質は、自然交雑を効果的に抑制できる。また、DNAマーカーと連続戻し交配によってこの性質を既存のイネ品種に効率よく導入でき、その農業...