要約 ‘さいのみどり’は関東等の冷涼茶産地において‘やぶきた’より摘採期が約2日早い早生の緑茶用品種候補である。従来の主要な早生品種である‘さやまかおり’よりも炭疽病に強く、また、クワシロカイガラムシに対...
要約 イチゴ疫病は、育苗期の二次伝染において、まず土壌が汚染してイチゴに感染、発病する。イチゴの育苗期のビニル被覆による雨よけは、疫病菌の周辺への飛散を少なくし、二次伝染を抑制できる。 キーワード イ...
要約 高温時に育苗するハクサイのセル成形苗に炭疽病が発生する。これは底面給水ならびに薬剤散布によって発病を抑えることができる。発病に品種間差があるが品種選択だけで被害を回避することは困難である。 キ...
DIBA法、ラテックス凝集反応法によるスイカ果実汚斑細菌病の迅速診断法
要約 DIBA(Dot Immuno-Blotting assay)法とその変法であるTBI(Tissue Blot Immuno-assay)法、ラテックスおよび黄色ブドウ球菌の死菌体を利用した凝集反応法による病原細菌の検出は、スイカ果実汚斑細菌病の迅...
要約 浮羽郡内のカキ「伊豆」に発生したウイルス病類似症状のうち、新梢の炭疽病様症状及び冬枝基部の粗皮症状は、接ぎ木伝染性の病害である。粗皮症状は、接ぎ木接種により栽培品種である「西村早生」以外の「伊...
マンゴーハフクレタマバエ(新称)Procontarinia sp.加害様式と生息分布
要約 マンゴーの新害虫、マンゴーハフクレタマバエ(新称)の被害痕は、直径約2~3mmのほぼ円形で揃っていることから他の類似病斑と判別できる。本種は、県内にすでに広く分布することが確認された。 背景・ねらい ...
要約 イチゴ「さがほのか」は、一次根の発生が少ないため、定植後の活着促進と生産力維持には若苗が適する。9月上旬定植の促成栽培では、7月下旬の採苗とし、さらに遅い8月下旬の採苗では、9月末に定植する。佐賀...
イチゴ新品種「さがほのか」の二段階採苗による育苗の効率化と省力化
要約 イチゴ新品種「さがほのか」の花芽分化特性を活かした二段階採苗によって育苗期間の短縮と親株数の削減が可能となり、育苗の効率化と省力化が図れる。佐賀県農業試験研究センター・栽培技術部・野菜研究室 ...
イチゴ炭疽病無病徴感染親株における菌の動態と雨よけによる苗立枯れの防除
要約 イチゴ炭疸病無病徴感染親株において、病原菌はランナー発生直前の4月中旬にはすべての部位に存在し、隣接株へ伝染する。本病の伝染期間である育苗期に雨よけを行い、薬剤防除と組み合わせると、苗の発病(...
要約 グラウンドカバープランツの生産圃場において発生病害を調査し,病原体の究明を行った。その結果,36種植物に,新病害31を含む59病害の発生を確認し,特に多犯性病原菌による病害が主な生産阻害要因となっている...
Colletotrichum capsiciによるスターチス炭疽病の発生
要約 鹿児島県徳之島におけるスターチス(品種:「サザンピンク」)苗の枯れ上がりの原因はColletotrichum capsiciによるもので、本菌をスターチス炭疽病の病原菌として追加する。鹿児島県農業試験場大島支場・病...