土壌物理性簡易診断として圃場全面深さ60cmまでの土壌硬度を三次元分布で評価する
要約 GNSSレシーバーと貫入式土壌硬度計を用いて圃場全面に対し深さ60cmまで土壌硬度を測定した後、深さ1cmごとの土壌硬度等高線マップを作成し、土壌硬度の三次元分布を構築する手法である。土壌硬度の偏りを根...
画像解析による作物形質評価のための入力画像データ正規化法の開発
要約 圃場等栽培現場での非破壊的な作物画像データの取得において、光や影の影響を排除した一定の画像を取得することにより、ストレス耐性等有用農業形質の定量的解析の精度を向上するとともに、一般農業者が簡便...
要約 簡略化したpH(KCl)測定法は土壌酸性を簡易迅速安価に評価できる手法であり、バレイショのそうか病対策のための土壌酸性の指標として、生産者自身による測定や現場での即時診断に活用できる。 キーワード バ...
携帯型NDVI測定機により穂肥前の移植水稲の窒素吸収量を推定できる
要約 小型で安価な測定機を用いたNDVI値と、穂肥時期までの水稲窒素吸収量との関係は指数関数で表され、その関数を用いてNDVI値から窒素吸収量を推定できる。これにより測定に手間を要する窒素吸収量を簡易に調べ...
要約 水利システムのネットワークを点の要素(ノード)と線の要素(リンク)に分割し、これらを再構成することによって、水利用・水理機能を分析・診断する手法である。水利用・水理性能の問題発見と対策、及び機能保...
要約 用水システムのもつ階層構造を用水路位数によって表記し、位数の整序を通じてシステムの構造的な機能改善を図る手法である。特に水源統合による長大化の更新履歴を持つシステムの用水不到達・不均等配分問題...
小規模農業水利施設の簡易機能診断にもとづく健全度・更新費用の評価手法
要約 農業用水路や付帯施設の簡易機能診断調査結果から、施設の健全度を定量化し、施設改修時期や改修・補強・補修費用を提示する手法である。農地・水保全管理支払の取組地区等で継続的な手法適用により、施設の...
要約 直径45cmの円筒を下層土に達するまで打ち込んで測定した湛水開始60分後のインテークレートと、同測定の24時間後に測定した円筒内の作土の土壌水分張力との組み合わせを評価指標にして、転換畑の排水性を評価...
要約 水路システムの水利用機能診断を進めるための手順である。分集水平面図と水理縦断図の作成を通して水路システムの機能が見通しよく明示され、主要な分集水点で診断すべき必要最低限の機能項目と性能の関係を...
品質分析データを活用した秋まき小麦子実タンパク含有率の変動解析と分布図
要約 秋まき小麦の集荷時検査における複数年の子実タンパク含有率データを圃場図GISと結合する等の解析手法により年次変動と空間変動の実態が明らかとなり、地域レベルでの品質変動対策に活用できる。 キーワード...
高品質なウンシュウミカンを連年安定生産するための土壌と樹体の一体管理技術体系
要約 ウンシュウミカンの隔年結果を軽減し高品質果実を安定的に生産するための、マルドリ方式および弱せん定・後期重点摘果を中心とした土壌と樹体を一体的に管理する技術体系である。併せて利用できる樹体診断技...
要約 有機質肥料の側条施肥では、化学肥料(速効性)に比べ水稲への施肥効率が向上する。有機質肥料の側条施肥技術による化学肥料5割削減栽培のコシヒカリにおいて、慣行栽培と同等の精玄米収量・品質を確保でき...
要約 愛媛県で発生したイチゴに生育不良、果実の奇形、葉縁の退緑等を引き起こす病害の病原は、国内未報告のバクテリア様微生物、‘Candidatus Phlomobacter fragariae’であり、PCR法で検出できる。 キーワード ...
本暗渠間隔の広幅化と弾丸暗渠の施工による輪換畑の排水性簡易回復手法
要約 暗渠排水機能が低下した輪換畑では、本暗渠を40m間隔で施工し、弾丸暗渠を密に組み合わせることで、本暗渠間隔10mの現行輪換畑に比べ、降雨後の土壌の乾燥が1~2日遅れる程度まで、排水機能が回復する。水稲...
要約 愛媛県で発生したイチゴに生育不良、果実の奇形、葉縁の退緑等を引き起こす病害の病原は、国内未報告のバクテリア様微生物、‘Candidatus Phlomobacter fragariae’であり、PCR法で検出できる。 キーワード イ...
Tombusvirus属ウイルスによるトルコギキョウの新病害と血清学的診断法
キーワード トルコギキョウ、新病害、トンブスウイルス、TBSV、血清学的診断法 背景・ねらい 長野県および静岡県のトルコギキョウ産地において、ウイルス病害に特徴的なえそ性の萎縮症状が発生し問題となっている...
要約 食用ゆりにおいては、土壌中熱水可溶性ホウ素が2ppmを超える場合に障害が発生する危険性がある。ホウ素資材の施用履歴があり茎葉発育最盛期での葉身中ホウ素濃度が100ppm以上である場合、ホウ素過剰症の可能...
塩類集積土壌における土壌微生物バイオマス当り呼吸活性維持のための指標
要約 土壌微生物バイオマス当りの呼吸活性を低下させないための診断指標としては、土壌溶液中の塩素と硫酸イオン濃度を各々200ppm、2000ppm以下にし、水溶性有機態炭素濃度を8ppm以上とすることが望ましい。 キー...
要約 圃場に必要な養分の多くをふん尿で賄うふん尿主体施肥を現地に導入するためには、1.圃場を診断して施肥量を決める、2.ふん尿を肥料に換算する、3.ふん尿と肥料の施用計画を立案する、4.計画を実行する、の4...
塩類集積土壌における土壌微生物バイオマス当り呼吸活性維持のための指標
要約 土壌微生物バイオマス当りの呼吸活性を低下させないための診断指標としては、土壌溶液中の塩素と硫酸イオン濃度を各々200ppm、2000ppm以下にし、水溶性有機態炭素濃度を8ppm以上とすることが望ましい。 キー...